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大谷翔平 ホワイトハウスにドジャース招待も「ロバーツ監督の遺恨」に“板挟み危機”…漏れ伝わる現政権へのピリピリムード

3月19日、カブス戦に登場した大谷翔平(写真・桑原靖)
本誌既報通り、2024年にワールドシリーズ(WS)を制覇したドジャースのホワイトハウスへの表敬訪問は、現地時間の4月7日に決定した。さらに翌日には国会議事堂を訪問するという。ド軍は4月7日からワシントンに本拠地を置くナショナルズとの敵地3連戦があり、その間に訪問することになる。
アメリカでは大学も含めて、優勝したスポーツチームがホワイトハウスから招待を受けることは慣例であり、名誉なこととして知られている。だが、相手がトランプ大統領となると話は別のようだ。
「トランプ大統領が2017年から2021年に第45代大統領を務めた際には、その独善的な姿勢から招待を断るチームや個人が続出。また、招待の対象とならなくとも、遺恨を残すようなこともありました。
その筆頭が、2018年のWSに出場したド軍のデーブ・ロバーツ監督。レッドソックスとの第4戦で“事件”は起こりました。ド軍のリッチ・ヒル投手は7回まで好投していたが、1死一塁の場面でロバール監督は交代を指示。すると前田健太を含む7投手が滅多打ちとなり、逆転負けを喫しました。すると、当時大統領だったトランプ氏がXでロバーツ監督の采配を猛烈に批判したのです。大統領がXにこのような投稿をしていいものか、と大きな問題にもなりました。
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また、このWSで優勝したのはレッドソックスでしたが、メンバーの一員だったのが現ド軍のムーキー・ベッツ。翌2019年にレッドソックスはホワイトハウスに招待されましたが、アレックス・コーラ監督以下、ベッツを含め計10人が訪問を辞退しています」(スポーツ記者)
では、今回の招待にド軍ナインはどうするのか。ロバーツ監督は「ホワイトハウスに招待されたことは、間違いなく大きな名誉。私はいくつもりだ」と大人の対応を見せた。一方ベッツはというと、訪問に関しては「家族と話し合うつもりだ」と明言を避けている。
大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人トリオは、今のところ訪問の予定だという。
「ただ、厳しい移民政策を進めるトランプ大統領に対しては反感を持つ選手も多いと聞いています。実際、前回のWBCにメキシコ代表として出場したオースティン・バーンズ捕手は、不参加が予想されていますからね。
こうしたなかで、日本人トリオがトランプ大統領と彼に遺恨を持つ選手らの板挟みにならないか、今から不安です……」(同前)
ちなみにトランプ大統領は、トップとしての姿勢が似ていたからか、元ヤンキースのオーナーで故・ジョージ・スタインブレナーとはよく比較され、親友の間柄でもあったという。ヤンキースタジアムにもたびたび訪れ、ヤ軍の熱烈なファンとしても知られている。
そしてヤ軍は昨年、WSでド軍に1勝4敗の完敗。トランプ大統領とド軍の“事件”が起こる要素は揃っているようだ――。