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大谷効果がアメリカで爆発!ドジャースを支える日本企業 開幕三連戦で分かった“貢献度”

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記事投稿日:2025.04.01 20:00 最終更新日:2025.04.01 20:00
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
大谷効果がアメリカで爆発!ドジャースを支える日本企業 開幕三連戦で分かった“貢献度”

ベンチにはポカリスエットの広告が。3月25日のエンゼルス戦での大谷翔平(写真・共同通信)

 

 ドジャースにとっての“大谷翔平特需”は、今季も続いている。いや、勢いはさらに加速しているようだ。

 

 3月31日、MLB公式サイトが、昨季のワールドシリーズ(WS)後から今季までのユニホームの売り上げを集計し、発表した。それによると売り上げ枚数で大谷がトップ。2位にはフリーマン、4位にもベッツが入り、トップ5にド軍の“MVPトリオ”が名を連ねた(3位ソト、5位ジャッジ)。

 

 

 他にも10位に山本由伸など、トップ20にド軍の選手が最多の6選手がランクインしている。トップ10に日本人選手が2人入ったのは、2012年のイチローとダルビッシュ有以来とのことだ。こうした快挙は大谷の影響が絶大であるからこそだろう。

 

 大谷効果は、ドジャースタジアムにおける広告収入でも桁違いに表われている。2024年に大谷がド軍にすると、広告料金が安いとされる外野壁面広告でさえ、650万ドル(約9億4300万円)を売り上げた。これは2023年の50万ドル(約7250万円)から13倍増となったという。

 

「昨季、スタジアム内の広告料金でいちばん高いとされるバックネットの看板には、多くの日本企業の広告が掲示されたことで話題となりました。この場所の広告料金がいくらかは発表されていませんが、1試合で5億円から10億円と言われています。これはエンゼルス時代の10倍近いとのことです。おそらくMLBでは、ヤンキースと並んで最も高いことは間違いありませんが、それほどの高額でもなお、バックネットに出したい日本企業のオファーは増え続け、現実に増えています」(現地記者)

 

 実際、現地時間3月27日(日本時間28日)に始まったタイガースとの地元開幕3連戦を見ればわかる。

 

 この3連戦でバックネットに掲示された日本企業は『セブン・イレブン』『JAL』『DMM.com』『ダイソー』『バンテリン』『お~いお茶(伊藤園)』『木下グループ』など、10社を超えている。これらの企業が、開幕3連戦で代わる代わるバックネットに掲示されていったのだ。

 

 また、その際には決まりがあるようで、ド軍の攻撃では、ほとんどが日本企業。山本由伸や佐々木朗希が投げるときも同様だった。しかし、日本人投手が投げないときは日本以外の企業広告が掲示されているようだ。

 

 内外野に関しても、他にも『ヤクルト』など多くの日本企業が広告を出していた。

 

「大谷は2023年オフ、当時、米スポーツ史上最高契約額となる10年総額7億ドル(約1020億円)で契約しました。その際には『けた外れの契約で採算はとれるのか』と言われたものですが、いまでは『2年で採算がとれる』と言われています」(同前)

 

 大谷の価値は1000億円では安すぎるということなのだろう。

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