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写写丸が見た「平昌五輪」日本初メダルに両親は「予選で帰ろうと…」スポーツ 2018.02.13

写写丸が見た「平昌五輪」日本初メダルに両親は「予選で帰ろうと…」

 

「現場でメダル獲りそうな選手の両親を取材してきて! よろしく!」

 

 平昌五輪の男子モーグル決勝が終わる7時間前、デスクから現地の写写丸に送られてきた指令である。取材といっても、もともと顔見知りの親御さんなんていない。つまりは「何が何でも探してこい!」ということだ。

 

 そして7時間後、メダルが決まる決勝3本目に原大智選手(20)が残るなか、写写丸は1組の日本人夫婦をマークしていた。スタンドの端の方で、2人きりで「原大智」と書かれた国旗を手にしている。写写丸は意を決して直撃した。

 

――すいません。原大智選手のお知り合いの方ですか?

 

「はい」

 

――失礼ですが、どういったご関係で?

 

「……父です」

 

 なんと。これはスクープになるぞ、と心のなかで嬉しさが隠せない。ご両親の近くで競技を見届けることになった。

 

 そして、快挙のときは訪れる。原選手は今大会で日本初となる銅メダルを獲得、しかも同種目において日本男子史上初のメダルである。そんな息子の勇姿を見届けたあと、父・勇樹さん(54)は親心からか思わぬひと言をつぶやいた。

 

「本当は予選で帰ろうと思っていたんですよ」

 

 母・由美さん(50)も続ける。

 

「最初に取ったチケットは9日(男子モーグル予選第1ラウンドの日)までだったんですよ。でも子供に悪いから決勝にまで変えました」

 

 さらなる告白に父・勇樹さんが「それはバラしちゃダメだろ(笑)」とツッコむ。

 

「いったん帰って、予選を通ったらもう一回来ようかなと。そんな計画をしてたら、旅行会社から『それはできません。高くつきます』と言われて(笑)」(勇樹さん)

 

 そんな冗談のような話から始まった取材だが、少し落ちついてから、勇樹さんは「夢を見ているようです」と語った。

 

「予選落ちかなー、が銅メダルですから。見ている間も次はダメだろうと」(勇樹さん)

 

 一方、試合後の会見で「楽しいしかなくて、失敗する気がしなかった」と語っていたように、原選手本人は強気だった。

 

「モーグルをはじめた頃から、ずっと『金メダル』と言っていたんです。昔から大会で、ここぞというときに力を発揮していて。試合前の練習とか見ていて、ひと目でダメだなーと思っているのが、予選が始まるとピシッとミスもなく降りてきてというのがよくあった」(勇樹さん)

 

 最後に、「教育方針は?」と質問すると、「本人のやりたいことをサポートするまでです。僕は星一徹じゃないですよ」と勇樹さん。これにて取材終了である。

 

 ばっちりと両親から話を聞けた写写丸、大スクープかと思いきや、この取材場面はテレビカメラにごっそりと抜かれていた。ご両親を発見したのも束の間、雰囲気を嗅ぎつけたマスコミ陣にあれよあれよと追いやられてしまったのである。

 

 スクープの取り逃しは、平昌の寒さよりつらいのだ。

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