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大の里、夏場所優勝で史上最速横綱に…注目される「同郷・同学年生」の“国民的女優”とは

2025年5月23日、大相撲夏場所13日目で優勝を決めた大関・大の里(写真・JMPA)
大相撲夏場所13日目(5月23日)、12連勝中の大関・大の里が大関・琴櫻と対戦。立ち合いに胸と胸をぶつけ合うと、得意の右を差して一気に攻め、琴櫻を土俵際まで押し込んで「寄り切り」。白星を13勝に伸ばした。その結果、大の里は千秋楽を待たずに4回めの優勝を果たした。
「横綱審議委員会の内規では、横綱に推薦するには『大関として2場所連続の優勝か、これに準じる成績』をあげることが条件になっています。
横審ができてから、大関で2場所連続優勝した力士が横綱になれなかった例はないので、場所後に『初土俵から史上最速の13場所』で新横綱が誕生することは間違いないでしょう。日本人横綱が誕生するのは、大の里の師匠の稀勢の里以来、実に8年ぶりのことです」(スポーツライター)
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勝てば優勝が決まる23日は、大の里の出身地である石川県津幡町の役場ではパブリックビューイングが実施され、約300人の町民が声援を送った。
「今年の4月7日には、津幡町で大相撲の春巡業が開かれました。津幡町で巡業が行われるのは1970年8月以来、およそ55年ぶりのことです。大の里関は本名が『泰輝』なので『だいちゃん』と呼ばれていました」(同前)
ところで、その津幡町の出身者としてよく知られるのが、レスリング女子のオリンピック金メダリスト姉妹の川井友香子さん(現・恒村)、梨沙子さん(現・金城)。さらに、2011年の第7回「東宝シンデレラオーディション」で「ニュージェネレーション賞」を受賞、同年公開の映画「空色物語『浜辺美波~アリと恋文~』」で主演デビューした女優の浜辺美波も同町出身なのだ。しかも大の里と同学年だ。
「通っていた小学校などは違うということですが、大の里は2000年6月生まれ、浜辺さんは8月生まれです。大の里はレスリングの川井姉妹と交流がありますが、浜辺さんとは接点はないと思われます。同郷の彼らが全国区で活躍しているというのは素晴らしいことですね」(芸能関係者)
こうしたことからXには《レスリングの川井姉妹、浜辺美波、大の里。すげーよ…津幡》《大の里といい浜辺美波といい、石川のミレニアムベビーは凄まじいな!》など驚きのポストがあがっていた。
ふたりの活躍が、2024年1月の能登半島地震、9月の豪雨災害からの復旧復興が続く石川県の励みになることは間違いない。