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「準備はできている」本田圭佑、日本代表監督に前向き発言…就任後の青写真も示す

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記事投稿日:2025.06.17 20:18 最終更新日:2025.06.17 20:18
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「準備はできている」本田圭佑、日本代表監督に前向き発言…就任後の青写真も示す

サッカー元日本代表の本田圭佑(写真・皆川拓哉)

 

 6月15日深夜、サッカー日本代表本田圭佑が『Going!Sports&News』(日本テレビ系)に生出演し、久々に“本田節”を炸裂させた。

 

 番組では本田の生出演を記念し、『街の人100人が本田圭佑に聞きたいこと』との企画を実施。まずは世界最速で8大会連続のW杯出場を決めた森保ジャパンの選手についての印象についてからだった。

 

「自身が嫉妬している選手」を問われた本田は「ぶっちゃけ自分が一番だと思っている」と“らしさ”を全開させながらも、「強いて言うなら三笘さん」と“さん付け”で後輩の左ウイングの名を挙げた。理由について「尋常じゃないスピード。僕に全くなかったところ」と説明。「今までの日本人では考えられなかった抜き方をするので、唯一無二の存在だと思う」と褒め称えた。その反面、「足りない部分」を聞かれると、自分が突出していた「リーダーシップでしょうね」と答え、「もっと日本代表を引っ張ってほしい」と語った。

 

 

 また、イチオシ選手については「いっぱいいるけど、強いて挙げるならタケ」と久保建英を指名。ただし、「森保さんのサッカーにまだフィットしていない感がある」と注文を付けることも忘れなかった。2022年カタールW杯以降、「森保さんはよりカウンターに長所を置かれていた」と分析し、「タケの良さはやっぱりスペインサッカーのいわゆる超攻撃的で、ポゼッション型。守備ばかりしていると良さは生かされないというのが僕の持論です」と語った。その上で、2026年北中米W杯については「どういうスタイルでいくのか僕は見えない。最後まで守備型でカタールのようにやるのか、もっと強気でやるのか。僕は強気でいきたいけど、多分森保さんはカウンターをやると思う」と予想していた。

 

 そして、森保一日本代表監督がサプライズでVTRに出演。森保氏に代表監督についての興味を尋ねられた本田は「あります」と即答した。

 

 続けて、「(代表を率いる資格の)ライセンスを持っていないとか、監督の実績がないとか、やらないといけないことがあるという自覚はありますが、僕自身の準備はいつでもできている」と回答。具体的な戦術については「やりたい(監督)像はありますが、戦術は選手や対戦相手のレベルで決めます。これでいく、というのは押しつけないし状況によって変えます。ただし、やりたいのはポゼッションサッカー。僕が出ている時にずっとやっていたので」と、すでに就任後の青写真さえ披露して見せた。

 

 以前と変わらない“明言”スタイル。当然、X上でもサッカーファンは大いに盛り上がりを見せている。

 

《「興味ある、オファーあればいつでも準備出来てる」って本人から聞けたのすごい! 代表監督見たい!!やって欲しい! 絶対盛り上がると思う》

 

《本田圭佑日本代表の監督になったらちょっとワクワクしちゃうかもww》

 

《本田圭佑さん、日本代表監督について、明言されたね。心強いな。》

 

 現在30代の本田が監督を務めるにはまだ早すぎるのではないだろうか。

 

「代表監督といえばクラブチームで実績を作り、ベテランとなってから就任するのが長く続いた常識でした。

 

 ただ、ドイツ人のユリアン・ナーゲルスマン氏の出現で流れが大きく変わりましたね。選手としての実績はさほどなかった彼ですが、若くして指導者の道に入りました。そして2016-17シーズンからホッフェンハイムの監督を率いたときは、独・ブンデスリーガ史上、最も若い28歳。そしてドイツ代表監督を引き受けたときも36歳の若さでした。このような前例がある以上、本田さんの監督就任もあり得ないことではないでしょうね」(スポーツ紙記者)

 

 6月13日に39歳となったばかりの本田だが、そのカリスマ性から40代前半での代表監督就任の目はあり得るかもしれない。

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