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山中慎介ネリ戦リベンジ「勝利の儀式」はこってりラーメンスポーツ 投稿日:2018.03.01 11:00

山中慎介ネリ戦リベンジ「勝利の儀式」はこってりラーメン

 

「あれじゃ終われないということですね。現役続行宣言したとき再戦は決まっていませんでしたが、頭の中には彼がいた。ネリと、という思いだけで練習してきた」

 

 2017年8月15日京都、具志堅用高(62)の連続防衛記録に並ぶ13回めの防衛戦で悪夢は起こった。試合前は強打のルイス・ネリ(23)を警戒する声はあったが、山中慎介(35)には経験と“神の左”がある、防衛は既定路線という空気が流れていた。

 

「ネリの強さは想定していた範囲内。ただ、ディフェンス意識があまりになかったし、思った以上に細かい連打があった。ムキになって打ち合った? 少しありましたね。自分の防衛回数がそうさせたのかも……」

 

 4回2分29秒TKO負け。その衝撃とともに物議を醸したのが、タオル投入が早すぎたのでは? ということだった。それゆえに、ファンは再戦を望んだ。だが、山中には多くの時間が必要だった。

 

 山中には防衛後、ささやかな “勝利の儀式” があった。妻と大好きなラーメンを食べることだった。激戦後は好きなこってりスープが飲めず、妻が食べる姿を見るだけのこともあった。それでも幸せだった。

 

 敗れた8月の京都の夜は、山中に残酷だった。ホテルでただ一人、用意された食事を前にして失意に打ちひしがれていた。

 

「お腹は減っていたんですが、手を出す気になれずにいて……。最後は無理やり口の中に入れたんですが、味がしなかった」

 

 現実が受け入れられず、箸を手にしては置き、もう一度手にする。その繰り返しだった。

 

 防衛後はいつも、挨拶回りやテレビ出演と、スケジュールに忙殺されていた。だが、たったひとつの敗戦ですべてを失った。

 

 そんなどん底の状態を救ったのが、妻・沙也乃さん、長男・豪祐くん、長女・梨理乃ちゃんの家族の存在。塞ぎ込む夫を心配し、妻は旅行に誘った。

 

「家族の支えは大きかったですね。世界王者になったときはまだ結婚してなくて、それが防衛戦を重ね、結婚して、子供も生まれた。負けてから今までになく家族といる時間が多くなり、だからこそ少しずつ今後について考えることができました」

 

 そして、ネリのドーピング疑惑を経て、山中は現役続行を決める。妻に決意を語ったときも、「あなたの好きなようにやってください」という言葉がありがたかった。

 

 3月1日、ネリとの再戦を迎える山中。

 

「KOされた相手への恐怖心は? とよく聞かれるんですけど、僕は覚悟を持って再戦を決めたわけですから。前の試合以上に厳しくなることはわかっている。

 

 それでもリングに上がり、向かい合って自分なりのいい感覚があったからこそ、もう一回やりたいわけで。僕の特長は攻撃。そこを生かす。そして、勝って笑顔でリングを下りたいと思っているだけです」

 

(週刊FLASH 2018年3月13日号)

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