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田中将大、ヤクルト戦登坂なしで「200勝」未達成の現実味…巨人・阿部監督は「2位確保」優先か

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記事投稿日:2025.09.27 18:03 最終更新日:2025.09.27 18:03
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
田中将大、ヤクルト戦登坂なしで「200勝」未達成の現実味…巨人・阿部監督は「2位確保」優先か

2025年9月21日、中日戦で降板となり、うつむく巨人・田中将大

 

 9月26日、巨人の阿部慎之助監督が、200勝まであと1勝に迫っている田中将大の次回登板について言及した。

 

 当初は9月28日のヤクルト戦に投げると予想されていたが、「(次回登板は)流動的になる」と発言。続けて杉内俊哉投手チーフコーチが「明後日は横川凱でいきます」と明言したことで、田中の9月28日の登板はなくなった。当初の予定を変更した裏には、何があったのか──。

 

 

「200勝に王手をかけて臨んだ9月21日の中日戦。1回表に早々と2点の援護をもらい、この上ないスタートを切りました。ところが、全盛期からほど遠い球威不足が目立ち、結局は6回途中5失点でKOされる結果となりました。阿部監督にとっては、このKO劇の印象が強く残っていたのだと思います。

 

 巨人はCS出場こそ決めましたが、その時点で3位巨人と2位横浜DeNAは熾烈な2位争いを演じていました。

 

 セ・リーグ連覇を逃した阿部監督にとって、2位確保はフロントからの至上命令です。2位なら横浜DeNAとは本拠地・東京ドームで戦えますからね。

 

 そのためには、残された試合はすべて勝つ気でいかなければいけない。となったとき、9月28日の試合は、直近の試合でKOされた田中より横川を信頼するということだったのでしょう。

 

『田中の200勝をサポートする余裕はない』というのが阿部監督の本音でなはいでしょうか」(巨人担当記者)

 

 9月28日を横川でいくなら、残りの試合は本拠地・東京ドームでおこなわれる9月30日と10月1日の中日2連戦しかない。

 

「競った状態であれば、情に流されない阿部監督のことですから、東京ドームでの2連戦は田中ではなく、もっと信頼のおける投手を指名するでしょう。

 

 となれば、今季の田中は199勝で終わることになります。また、先発の機会が回ってきたとしても、一度先発を飛ばされた田中のメンタルが心配ですね」(同)

 

 X上では、

 

《田中将大投手の次回登板日が変更で、今季最終戦の10月1日中日戦になる可能性が高まっています。記念すべき登板に注目ですね。》

 

 といった意見はあるものの、ほとんどが

 

《【悲報】田中将大さん今年中の200勝達成無理かも!》

 

《田中将大、次回登板予定変更か そりゃ、全勝するしかないからね 消化試合になったらあるかな?》

 

《田中将大、200勝厳しいやろ。 今年、無理なら来年は契約してくれるプロ球団ないやろ》

 

 といった悲観メッセージだ。

 

 日米で通算199もの白星を積み上げてきた田中だが、わずか1つの白星を得ることがこんなに難しいとは、と思っているに違いない。

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