
大谷翔平(左)と真美子夫人(写真・共同通信)
まさに“勝利の女神”ということなのだろう。
MLBのポストシーズン(PS)が9月30日(日本時間10月1日)に開幕。まず、ワイルドカードシリーズ(WCS・3回戦制)が始まった。
大谷翔平が所属するドジャースはナ・リーグの西地区で優勝したものの、同じく優勝した東地区のフィリーズ、中地区のブルワーズに勝率で劣るため、シードではなくWCSからの登場となった。相手は中地区3位のレッズ。第1戦は大谷の2発、第2戦は先発・山本由伸の好投に佐々木朗希の完璧な締めで連勝。WCSの4カードのうち唯一、連勝し、余裕をもって地区シリーズに進めることとなった。
じつは、この2戦とも大谷の妻・真美子さんが観戦に訪れたことでも話題となっている。180㎝の長身で人目をひく真美子さんだが、その服装でも目立っていた。第1戦前の集合写真では、真美子さんひとりだけノースリーブと違いを見せている。第2戦前の写真では、多くが黒の服を着ているなか、真美子さんだけがオフホワイトのサマーニット。より存在感が際立つ結果となっている。
どこにいても存在感抜群の真美子さんだが、じつは彼女がスタジアムに足を運ぶと、夫の成績も“上向き”となるのだった。
本誌の調べによれば、2024年は韓国での開幕となったパドレス戦を含む、シーズンでは計7試合、地区シリーズからワールドシリーズでも7試合、計14試合をスタジアムで観戦している。シーズン平均打率は0.302に対して、真美子さん観戦時には打率.339、3本塁打、11打点と好成績を上げている。
2025年に入っても好調さは変わっていない。出産があったこともあり、観戦を確認できたのが、シーズンは2試合、そしてWCSの2試合で計4試合しかないが、打率.312、3本塁打、6打点と、こちらは“打棒爆発”といっていいほどの成績を残している(4日現在のシーズン平均打率は0.282)。2年間の試合サンプルは少ないが、真美子さんが観戦に訪れると、打率が向上する傾向にある。
となれば、夫としては妻にできるだけ試合を見に来てほしいと思うはずなのだが……。
じつはWCSのレッズ戦勝利後には、こんなことがあった。盛り上がるド軍選手たち同様、選手の妻、子どもたちもグラウンドに降りてきて勝利の余韻に浸っていた。「奥様会」のメンバーは笑顔で話し込み、子どもたちは勝利の喜びを爆発させるかのように芝生の上を走り回っていた。ただし、そこに真美子さんの姿はなかった。なぜなのか──。
「現在、ドジャースが大谷の意を汲んで、日本のメディアに『奥さんを撮るのは、なるべく遠慮してほしい』といった通達をしているんです。強制ではありませんが、常駐している日本のメディアは少ないですから、1社だけ撮れば目立ってしまいます。大谷やドジャースとはけんかしたくありませんから、真美子さんの写真は現在、極端に少なくなっています」(現地記者)
勝ち上がったド軍の次なる相手は、ナ・リーグ東地区王者のフィリーズ。ここから地区シリーズとなり、3戦先勝のシステムに変わる。油断ならぬ相手だけに、真美子さんには続けてスタジアムで観戦してもらいたい。