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「羽生結弦」と「大谷翔平」ゆとり世代だから強かったスポーツ 投稿日:2018.03.28 16:00

「羽生結弦」と「大谷翔平」ゆとり世代だから強かった

写真・JMPA

 

イチローが日本球界初のシーズン200本安打を達成し、日本人女性初の宇宙飛行士・向井千秋さんが宇宙へ旅立った1994年。いま大活躍の、世界レベルのアスリートがこの年に誕生している。

 

 代表的な存在が、平昌五輪で連覇を達成した羽生結弦(23)。優勝後には、松岡修造(50)のインタビューで「連覇のためだけに、幸せを全部捨てようと思いました。『今この幸せいらない』とか、身近にある欲しいものを、すべて捨て去ってきた感じです」と、23歳とは思えないストイックさを覗かせた。

 

 メジャーに挑戦するエンゼルスの大谷翔平(23)は自らを「羽生くん世代」と語っている。現在キャンプ中の大谷の様子を取材した記者はこう話す。 

 

「練習中はチームメイトに自分から話しかけることもありません。松坂大輔や松井秀喜の初キャンプ時は、憧れのメジャーに来たんだ! という高揚感を感じ取りましたが、大谷は日本ハムのころと変わらず、淡々としている。環境の変化に動じない姿には驚いた」

 

 彼らの強さの秘密はどこにあるのか。教育評論家の尾木直樹氏(71)は「日本のスポーツ界がグローバル化したことが大きいでしょう」と賛辞を贈る。 

 

「1994年はインターネットの黎明期で、彼らは子供のころから、ネットで国際情報を得ることができました。水泳の萩野選手はマイケル・フェルプス選手を目標として、多種目にわたり挑戦し、メダルを獲得しています。野球の大谷選手も二刀流に挑戦し結果を出している。視野を世界に広げ、大きなスケールで目標を設定したことが、偉業の達成につながった」

 

 1994年生まれは「ゆとり世代」。ゆとり教育の旗振り役だった、元文部官僚の寺脇研氏(65)はこう評価する。

 

「ゆとり教育は『それぞれのいいところを伸ばす』という考え方。それが浸透し、ひとつのことに打ち込むという生き方が許される社会になってきたと感じます。週休2日になったことで、好きなことに打ち込む時間も増えた。その成果がこうして現われている」

 

 羽生は五輪直前の怪我を克服し奇跡の復活を果たした。前回ソチ五輪を逃した高木美帆は今回、勝利をつかんだ。「ゆとり世代」は意外と逆境に強い。

 

「『人それぞれ』という考え方が精神の根底にあるので、怪我や不調があって不安を覚えても、『自分は自分のやり方でいいんだ』と強い意志を持つことができる。精神的な強さがあったからこそ、再チャレンジができた」(寺脇氏)

 

 前出の尾木氏が期待をこめて語る。 

 

「相対評価でなく、絶対評価を取り入れた教育を受けたこの世代は、他人ではなく、自分との戦いに挑む。五輪制覇を果たして、目標を失ってもおかしくないにもかかわらず、羽生くんは4回転アクセルに挑戦すると宣言した。自分と戦い続ける彼らは無限に進化するはずです」

(週刊FLASH 2018年3月13日号)

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