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【MLB】ワールドシリーズ第4戦バックネット裏が「520万円」の衝撃…32年ぶりの優勝かかる第6戦は、まだまだ高騰中

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記事投稿日:2025.10.31 18:50 最終更新日:2025.10.31 18:56
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【MLB】ワールドシリーズ第4戦バックネット裏が「520万円」の衝撃…32年ぶりの優勝かかる第6戦は、まだまだ高騰中

 

 

 2025年シーズンのワールドシリーズ(WS)第6戦は、舞台を米・ロサンゼルスからカナダ・トロントに場所を移す。

 

 MLBきっての人気球団ドジャースと、カナダ唯一のブルージェイズの戦いは、すなわち “アメリカとカナダの直接対決” として大きな注目を集めている。

 

 これだけの人気を博せば、スタジアムでの観戦チケットの高騰は致し方ないということか。公式サイトではすでに完売しているが、公式リセールサイトStubHubによれば、ここまでの5戦でもっとも高くなったのは、大谷が先発し、“二刀流” として出場した第4戦だったという。

 

「バックネット裏の最前列が最高価格になったようで、その額はなんと520万円を超えていました。大谷のWS初登板とはいえ、その価格は異常です。もっとも安いとされる内野の最上段の席でも約13万円と、異常な高騰といえるレベルに達しています。

 

 ただ、あまりにも高額になったためか、ドジャースタジアムでは空席もけっこうあるんです。観戦に訪れたファンの多くが、その光景をXにあげています。反応もさまざまですが、《野球離れなのかチケット高いのかワールドシリーズなのに空席ガラガラ結構あるんだな》といった声も多いのです」(現地記者)

 

 しかし、チケット代の高騰は、これで収まるはずもなかった。なにしろブ軍がWS制覇となれば32年ぶり3度めということになる。カナダ国内が異常な盛り上がりを見せていることは言うまでもない。

 

「ブ軍が第4戦に勝ったことで、トロントに帰ってくることが決まって以来、転売サイトでは第6戦のチケット代がさらに上がっています。もっとも安い立見席でさえ30万円を突破しました。最安値の席でさえこれですから、カナダにおけるもっとも高額なスポーツイベントになることは間違いないでしょう。

 

 かつて、アメリカにおける野球観戦は『The Great American Pastime(アメリカの一大娯楽)』と呼ばれ、庶民から圧倒的な人気を誇った時代がありました。しかし、いまや野球観戦は、“富裕層” だけの一大娯楽になりつつありますね」(同)

 

 ちなみに、10月30日にソフトバンクが阪神を4勝1敗で下して幕を閉じた日本シリーズだが、各ホームの席の最高価格は、阪神・甲子園球場が2万円、ソフトバンク・みずほPayPayドーム福岡は4万円となっている。こちらは、なんとか「庶民の娯楽」をキープしているようだ。

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