スポーツスポーツ

ドジャース「2勝3敗」窮地のなか敵地トロントへ…ロバーツ監督「迷采配」「苦言」「責任転嫁」からの逆転なるか

スポーツ
記事投稿日:2025.10.31 19:46 最終更新日:2025.10.31 19:46
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
ドジャース「2勝3敗」窮地のなか敵地トロントへ…ロバーツ監督「迷采配」「苦言」「責任転嫁」からの逆転なるか

ワールドシリーズ第5戦に敗れたドジャース(写真・アフロ)

 

 ワールドシリーズ(WS)は第5戦を終え、トロント・ブルージェイズがロサンゼルス・ドジャースに3勝2敗と一歩リード。シーズン前の下馬評を覆し、32年ぶり3度めの “世界一” に王手をかけている。

 

 圧倒的有利と言われたド軍が “窮地” を迎えているのは、もちろん理由がある。

 

「ブレイク・スネル、山本由伸、大谷翔平、タイラー・グラスノーの先発四本柱は安定していますが、湿りがちな打線、相変わらず不安定な中継ぎなど、想定以上に不振な部分があるんです。なかには『この出来で、よく2勝できた』という声もあるほどです」(スポーツ紙記者)

 

 不調続きのドジャースだが、多くの評論家が指摘するのは、ド軍のデーブ・ロバーツ監督の采配ミスだ。

 

「打撃に関しては、大谷以外、調子を崩している野手がほとんどです。それなのに各打者は球種やコースを絞り込むわけでもなく、初球から振り回すだけ。そのため、内外野へのフライが異常に多くなっています。

 

 短期決戦では1点の重みが増すわけですが、終盤に1点が欲しい場面でも、ロバーツ監督はバントやエンドランなどのサインを出すわけでもなく、自由に打たせるだけ。記者席ではみんながロバーツ監督の采配に首を傾げていますよ。

 

 投手交代でも “迷采配” があまりにも多すぎます。先発が頑張って中盤以降まで好投を続けても、交代した中継ぎ陣が打たれて試合を壊すというのが負けのパターン。WSで3敗したすべての試合が同じパターンでした。

 

 なかでも批判が集まっているのが、アンソニー・バンダ、ブレイク・トライネンの起用です。WSでも打ち込まれているのに、なぜか再登板させ、また打ち込まれる、と同じ過ちを繰り返しています。アメリカでは、《もうトライネンを投げさせるのはやめてくれ》といった投稿がSNSに多数寄せられています」(現地記者)

 

 采配に批判が集まっているロバーツ監督だが、問題なのは「それを本人が自覚していない」ということだ。

 

「WS第5戦に負けた直後の会見で、打ち込まれているブルペン陣に対し、『もっといい投球をしなければいけない。負けた3試合を振り返ると、走者を背負った場面で崩れたのが響いている。選手たちはもっとやらなければいけない』と苦言を呈しました。

 

 でも、10人以上いるブルペン陣から打たれた投手を選んだのはロバーツ監督なんです。自分が選んだにもかかわらず、打たれれば選手のせい、といった言動が目立っているのです。

 

 大谷に関しても同様で、いいときは『世界一の選手』と絶賛しますが、打てなくなると苦言が出る。でも、アドバイスはしないんです。

 

 ポストシーズンのフィリーズやブルワーズの左投手相手に苦戦していたとき、ロバーツ監督は『このままではWSに勝てない』と言ったことがあるんです。

 

 それに対して大谷は、『逆に言えば、打てば勝てると思ってるのかなと思うので。頑張りたいなと思っています』と、サラッと大人の返答をしたんです。大谷の意地を感じましたね。

 

 苦言が多いのは奮起を促すためかもしれませんが、あまりにも多いようだと、選手の精神状態も心配です」(同)

 

 Xでもロバーツ監督の苦言の多さに反発するファンは多い。

 

《オーナーは何をやってる 選手に責任転嫁する監督が 世の中にいるか 監督の責任だ》

 

《いやもう苦言とか言える立場なの?? 少しは我が身を振り返って欲しいわ。 負け試合はほぼほぼロバーツの采配ミスが起因してる。》

 

 ブ軍王手で迎えるWS第6戦は、10月31日(日本時間11月1日)、カナダのトロントでおこなわれる。2連覇は水の泡に消えてしまうのか……。

12

スポーツ一覧をもっと見る

今、あなたにおすすめの記事

関連キーワードの記事を探す