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なでしこ・ニールセン監督、直近9戦で1勝のみの危機的状況も…カナダ戦勝利で「クビ」の可能性はなしか

スポーツ 記事投稿日:2025.11.30 18:59 最終更新日:2025.11.30 18:59

なでしこ・ニールセン監督、直近9戦で1勝のみの危機的状況も…カナダ戦勝利で「クビ」の可能性はなしか

ニルス・ニールセン監督(写真・アフロ)

 

 ニルス・ニールセンが、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の監督に就任したのは、2024年12月のことだった。なでしこジャパンにとっては初の外国人監督ということもあり、最初は手探り状態での船出だったという。

 

 初采配となった『2025 SheBelieves Cup』のオーストラリア戦を4-0、コロンビア戦を4-1、最終戦のアメリカにも2-1と勝利し、見事優勝を果たした。とくにアメリカ戦の勝利は特筆もの。これまで40試合戦って、1勝8分け31敗と1回しか勝ったことがなかったからだ(2011年W杯はPK戦のため記録上は引き分け扱い)。“格上”相手の13年ぶりの勝利は、なでしこの未来を大いに期待させるものだった。

 

 ところが、それからは信じられないほどのトーンダウン。『2025 SheBelieves Cup』後の9試合では、1勝4敗4分け。唯一の勝利も“格下”台湾相手であり、強豪である欧州や南米には勝つことができなかった。

 

「国際親善試合で、ブラジルには1-3(5月31日)と1-2(6月3日)、スペインには1-3(6月28日)と敗れました。内容はよいものではなく、点差以上の完敗でした。なでしこサッカーの特徴である相手選手ともに走らせる戦術は機能せず、むしろ相手にやられている感じでした。アメリカ戦の勝利で期待が膨らんでいただけに、失望感は否めませんでした。

 

 結果が出なければ、責任は指揮官に向けられることはどの競技でも一緒です。就任してまだ1年経っていないニールセン監督への目は、日に日に厳しいものになっています」(サッカーライター)

 

 迎えた11月29日、なでしこジャパンは長崎市のピーススタジアムにカナダ代表を迎え、国際親善試合をおこなった。

 

「ニールセン監督にとっては、まさに崖っぷちの采配になりました。もし負けるようなことがあれば、解任の話が出ても不思議ではない。これまで代表に選ばれながら、なぜか交代出場ばかりだった谷川萌々子をスタメンに使ったのも、ニールセン監督の危機感の表れでしょう」(同前)

 

 試合は、谷川の1ゴール1アシストの活躍で3-0の勝利。カナダ代表は世代交代の時期で東京五輪時代の強さがなかったことも勝利につながった。

 

「これでニールセン監督の首の皮が一枚つながったことは確かでしょう。ただ、なでしこジャパンは大事な試合が控えており、その結果によっては“クビ”も十分にありえます。

 

 その試合とは、来年3月1日からはじまる『AFC女子アジアカップ2026』です。この大会は『FIFA女子ワールドカップ2027』の予選も兼ねており、6カ国が出場権を獲得します。さらに、2028年ロサンゼルス五輪の2次予選も兼ねており、上位8チームが最終予選の切符を得ます。何が何でも上位に進出しなければいけません」(専門紙記者)

 

 男子同様、“負けられない戦い”が続いていく。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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