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「羽生結弦」と「大谷翔平」父親はいずれも野球好き

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.12 16:00 最終更新日:2018.04.12 16:00

「羽生結弦」と「大谷翔平」父親はいずれも野球好き

写真・JMPA

 

 平昌五輪で連覇を達成した羽生結弦。メジャーに挑戦する大谷翔平は自らを “羽生くん世代” と語っている。ふたりとも1994年生まれだ。世界的アスリートの「1994年組」が活躍できる秘密は、天才を生み出したその家庭環境にあった。

 

 羽生の父は、中学の教師。野球部の顧問をしていたこともあり、羽生にも野球をすすめたが、息子が選んだのは姉と同じフィギュアだった。

 

 母・由美さんは以前、自宅に近い百貨店の紳士服売り場で主任を務めたカリスマ店員だった。かつては由美さんが羽生の衣装を全部手作りしていた。現在、母はカナダ・トロントで羽生と暮らし、食生活をサポート。父と姉は日本で留守を守る。

 

 父がすすめる野球を素直に選んだのは大谷翔平。父・徹さん(55)は社会人野球の選手だった。ちなみに母・加代子さん(54)はバドミントンで国体に出場経験あり。兄・龍太さん(29)も社会人野球の選手だ。小・中と、父が教えるチームで野球を学んだ大谷。右投げ左打ちを教えたのも父だ。

 

 大谷以上の父子鷹が広島カープ・鈴木誠也。東京・荒川区で喫茶店を経営していた父・宗人さん(53)は毎日子供の打撃練習につき合い、「平成の星一徹」とテレビで紹介された。父の口癖は「勉強するくらいなら練習しろ」で成績は体育と社会を除きオール1。だが猛練習で、息子を四番打者に育てた。

 

 こうしてみると「親世代」はスポーツ教育に熱心な家揃いだが、スピードスケート金メダリスト・高木美帆の父で会社員の愛徳さん(60)、母・美佐子さん(55)はともに、スポーツはかじる程度。弁当作りや車での送り迎えもあえてしなかった。それでも姉・菜那(25)と姉妹そろって金メダリストに育つのだから、子育てはわからない。

(週刊FLASH 2018年3月13日号)

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