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ハリル解任!長谷部誠が背負った「中間管理職」の重苦スポーツ 2018.04.17

「写真:JFA/AFLO」

「写真:JFA/AFLO」

 

 

「どちらかというと、中間管理職に近いです。チームの本当のリーダー、進むべき道しるべとなるのは、監督です。(中略)監督の思い描いていることをしっかり理解する。自分が実行しながら、ほかの選手たちに伝えていくことですね」

 

 長谷部誠(34)は「朝日新聞」4月4日付朝刊で、「主将の役割」についてこう語っていた。じつは、今回のハリル解任劇でカギを握っていたのが長谷部だった――。

 

 ロシアW杯まで2カ月余り。実際に日本代表としての活動は3週間ほどしかない。なぜこの時期に電撃解任となったのか?

 

 2014年ブラジルW杯に向けてザッケローニ元監督は、パスを繫ぐ魅力的なチームを作り上げた。だが、通用したのはアジア予選まで。本番では1勝もできずにブラジルを後にした。

 

「それを受けてハリルは、無駄なパスを繫ぐより、縦に速い戦術を求めた。当初は成果が出た。新しい戦術だけに選手にも新鮮さがあった。

 

 だが、相手に研究されると迷走、打開策を示すことができなかった。そこでベテランの本田、香川、岡崎らが戦術の見直しをハリルに直談判。

 

 すると、彼らの出場時間は減り、代表に呼ばれなくなった。選手は『意見を言えば外される』という思いに至った」(サッカーライター)

 

 そうした鬱憤が爆発したのが、3月のマリ戦後。ハリル監督には面と向かって意見が言えないため、その不満は報道陣に向けられた。

 

 大迫勇也(27)が「縦に速い攻撃だけじゃ……」と言えば、森岡亮太(27)は「監督と選手にイメージのギャップ? それは見ていてわかると思います」と戸惑いを隠さない。山口蛍(27)に至っては、「ずっと前に蹴れ、蹴れと言っているが、そんなに全部は蹴れない」と、はっきりと監督批判を口にした。

 

「監督への不満が、これだけ報道陣に漏れることは過去になかった。事を重くみた当時の西野技術委員長が、選手から聞き取り調査をおこなった。結果、選手の総意として主将の長谷部から『現体制では難しい』との意見を聞くことになる。事実上、ハリル体制が崩壊した瞬間だった」(同前)

 

「かつてハリル氏は、『日本人選手は信用していない、一人を除いては』と近しい人に語っていた。その一人が長谷部だ。それは長谷部本人も知るところとなり、選手にも漏れ伝わった。

 

 以後、不満が長谷部に集まり、監督と選手の板挟みに悩むようになった。選手の不満は理解できる。だが、それを受け入れてくれるとは到底思えなかった。海外遠征で、長谷部は選手がホテルに缶詰め状態になっていたことから、『朝の散歩がしたい』と訴えたことがあった。

 

 だが答えは『NO』。それでも長谷部が食い下がると、『ならばチーム全員でしよう。俺も参加する』となった。これに選手は、プライベートまで監視するのかと激怒した。長谷部は監督と選手の潤滑油になろうと努力したが溝は深まる一方で、批判が外に漏れる事態にまでなったわけだ」(専門誌記者)

 

 長谷部自身の衰えも顕著。最近の2試合ではミスを繰り返し、失点のピンチを招いた。長谷部はハリル氏への信頼は薄れたとはいえ、ハリル氏が自分を信頼し、チームの中心と考えていることは理解している。

 

「ハリル氏が解任となれば、自分が選外になる可能性が出てくる。だが、選手の不満も進言しなければいけない。まさに本人が言うように、中間管理職の重苦をひとりで背負うことになったわけです」(同)

 

 後任の西野朗新監督(63)は就任会見の際、「目標は決勝T進出」と語ったが、世界ランクは60位に後退。“選手ファースト”の船出は視界不良だ。
(週刊FLASH 2018年5月1日号)

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