
3ランHRを打った鈴木誠也を迎えるカイル・タッカー(左端、2025年MLB、写真・UPI/アフロ)
今オフ、MLBでのFA市場は、野手の当たり年と言われてきた。
「カイル・タッカー外野手(シカゴ・カブス)、アレックス・ブレグマン内野手(ボストン・レッドソックス)、コディ・ベリンジャー外野手(ニューヨーク・ヤンキース)、そしてボー・ビシェット内野手(トロント・ブルージェイズ)が、いわゆる “ビッグ4” で、年俸40億円以上の長期契約が確実視されていました。
1月12日(日本時間13日)現在、ブレグマン内野手だけがカブスと5年1億7500万ドル(約271億円)で合意しましたが、今後、これ以上の大型契約が実現しても、なんら驚きではありません。
なかでもタッカー外野手は28歳と若く、打撃・走塁・守備のすべてで平均を大きく上回る実力を備えています。総合的な価値、評価は “ビッグ4” のなかでもトップです。
これまでにシルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞1回を誇る球界屈指の外野手で、オールスターにも4回選出されるなど、人気も高いのです。
2025年シーズンはやや不調に苦しみましたが、それでも136試合に出場して打率.266、22本塁打、73打点、25盗塁の成績を残しています。その彼がロサンゼルス・ドジャースとの面談を終えたということで、『いよいよか』といった報道が目立つようになりました」(現地記者)
もしタッカーがド軍のライトに入れば、センターにパヘズ、守備に不安の残るテオスカー・ヘルナンデスをレフトに回すことができ、盤石な外野陣を敷くことができる。
「当然、打線も活性化します。タッカーなら2番から5番まで、どの打順でも任すことができるし、これまで以上の破壊力ある打線を期待できます」(同)
ただ、ド軍の補強リストには、「もう一人の大物がいる」と現地記者は続ける。
「それがコディ・ベリンジャー外野手なんです。もともとヤ軍残留が基本線でしたが、ヤ軍が提示した5年1億5500〜6000万ドル(約245〜253億円)に断りを入れたようです。理由は、年俸よりも契約年数に納得できなかったから。ベリンジャーサイドは、7年以上の契約期間を要求したようです。
しかし、近年は長期契約を結んだ選手がケガや衰えから期待を大きく裏切って失敗するケースが増加中なんです。ベリンジャーも30歳になっていますから、ヤ軍としても最大で5年は譲れなかったようです。
ド軍には2022年まで在籍していましたし、気心の知れた仲間もいる。契約年数がヤ軍と同じでも、サインする可能性は高いと見られます。
もし加入となれば、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、大谷翔平同様、ベリンジャーも2019年にシーズンMVPを獲得していますから、“MVPカルテット” の揃い踏みとなり、前代未聞のチーム構成となります」
現時点でタッカー獲得のためには8年総額3億2000万ドル(約507億円)、ベリンジャーなら6年1億8000万ドル(約280億円)が最低でも必要とされているが、ド軍ならばどちらか一人の獲得ならば可能な金額だという。
ただし、獲得となれば “金満球団” としての評価がさらに加速していくことは間違いない。
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