
フォルティウスの吉村紗也香(写真・共同通信)
12月11日、五輪最終予選のプレーオフ第1戦に臨んだカーリング日本女子代表のフォルティウス(世界ランキング5位)は、ノルウェーを6-5で破り、ミラノ・コルティナ五輪への出場を決めた。これで日本女子代表は、8大会連続出場を果たしたことになる。
とくに注目されているのは“氷上の騎士”と称される主将・吉村紗也香だ。
くっきりとした目鼻立ちで、試合中のキリっとした目元に魅了されるファンも多い。
彼女の恩師であり、札幌国際大学氷上部・カーリング部門 顧問の新井貢氏が、彼女の苦労時代を語ってくれた。
「高校時代から日本選手権の決勝戦に2年連続進んでいるということで、大学に入学した当初からオリンピックを目指してやってたというのは間違いないです。大学時代も1度、オリンピックに挑戦してますので。
学生時代も言葉数が多いタイプではなかったですね。今のほうが、かなり社交的にはなってきてると思います。メディアへの対応など色々と慣れてきたんでしょう」
恩師から見た、彼女の強みとは何なのか。
「大事な大会での、いざというときの集中力に関しては群を抜いたものがありましたね。当時から、日本代表のトップレベルにも引けを取らないようなところは感じていました。内に秘めたものもそうですし、私がよく彼女について話すときに言うのは、勝負がかかったときの“目ヂカラ”ですね。そこは当時から、今も変わらないところがありますよ。
ただ、大事なところで、最後のショットが決まらないところがありました。全体的に大学時代からトップを取ってもおかしくないような実力を持っていながら、なかなか最後まで、チーム全体として決めきれなかったというのが印象です。
その後もずっと応援していたのですが、彼女の力が足りなかったというよりは、今まではロコ・ソラーレが総合的に一歩上だった。今回も、私は実力を出し切れば当然の結果かなという形では見ていました。本当に嬉しいですね」
だが、新井氏は吉村に求めるのは、当然“もっと上”の結果だ。
「満を持してスタートラインに立てたので、あとは一番のメダルを獲って帰ってきてくれればと思います。“頑張ってメダルを獲ってください”というよりも、あとはもう普段の実力を発揮すれば、おのずと目標達成して帰ってこれるよ、と信じています」
多くの人の期待を背負い、フォルティウスのメンバーは2月10日から開幕するトリノ五輪に向かうことになる。
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