
WBC出場メンバーの追加発表をした井端弘和監督(写真・共同通信)
3月に開催されるWBCに出場する侍ジャパンのメンバー11人が1月16日、井端弘和監督より発表された。
セ・リーグ王者の阪神からは佐藤輝明内野手、森下翔太外野手ら3人、パ・リーグ王者のソフトバンクからは近藤健介外野手、周東佑京内・外野手4人の計11人。
また、注目されたMLB組からはボルティモア・オリオールズからFAとなっている菅野智之投手のみで、昨季のワールドシリーズでMVPを獲得したロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手、今オフにシカゴ・ホワイトソックスに移籍した村上宗隆、トロント・ブルージェイズに移籍した岡本和真ら前回メンバーの発表はなかった。
これについて井端監督は「出る意思は本人から伝えられていますけど、正式にMLBから来てませんので、なかなか発表できないんです。来るのを待っているような状況です」と語るにとどめた。
これで出場メンバー30人のうち19人が発表され、代表合宿まで残り1カ月を切ったいま、いやが上にも盛り上がりを見せていることは間違いない。そして、盛り上がれば盛り上がるほど、東京ドームで開催される1次ラウンドでの観戦チケットがプラチナとなっていく。
「1次ラウンドの最後の先行販売は1月15日午後7時からローソンチケット、イープラスで先着順によっておこなわれましたが、予想以上の混み具合でサイトの接続がなかなかできず、待機人数50万人、1時間を超える待ち時間になったようです。
要するに、自分の前にチケットを購入したい人が50万人並んでいるということですからね。サイトは “パンク状態” でした。
あまりにも激しい争奪戦のため、東京プールの主催者である読売新聞社公認の『チケットリセールサイト』開設の準備が進んでいるそうですが、そこで手にできる運のいい人は、ほんの一握りでしょう。2002年の日韓共催W杯並みのチケット争奪戦は間違いありません」(スポーツ紙記者)
しかも、WBCは今大会から日本国内の地上波で見ることができない。米大手配信会社のNetflixが放映権を独占取得したからだ。
この現状を選手たちはどう見ているのか。
「地上波で見られないことについては、若手とベテランで意見が違うようですね。若い選手は、ネトフリのような動画配信サービスで視聴するのは当たり前のように思っていますからね。スポーツだけでなく、ドラマなど注目されるコンテンツも多いですから。
ベテランも同じような意見は多いんですが、彼らは視聴者の心配をよく口にします。60代以上の野球好きの人たちが、わざわざお金を払って試合を見てくれるのかと。なかには、契約の仕方もままならない高齢の方もいらっしゃるでしょう。
また、監督やコーチのなかには、『時代の流れとはいえ、野球もお金を払って見る時代になったか。野球離れにつながらなければいいけど』という意見が多いですね」(同)
日本の優勝で幕を閉じた前回大会の決勝は、テレビ朝日系列で放送され、関東地区の平均世帯視聴率が42.4%を記録。また、瞬間最高視聴率は大谷がマイク・トラウトを空振り三振に仕留めて優勝を決めた瞬間で、驚異の46.0%を記録した。放送形態が変わった今回は、はたして……。
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