
ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督
「私はオリンピックのチームを指揮したい。私はここで学校(UCLA=カリフォルニア大ロサンゼルス校)に通った。ドジャースを指揮している。考えるまでもないことだ。私以上にふさわしい人はいない」
ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、地元メディア『カリフォルニア・ポスト』の取材に対し、2028年におこなわれるロサンゼルス五輪の野球米国代表監督に名乗りを上げた。
夏季オリンピックは7月から8月におこなわれるため、MLBはシーズンの真っ最中。そのため、いままでメンバーは3A(MLBの下部リーグ)の選手を中心に構成されていた。しかし、今回は開催地がロサンゼルスであることから、MLBのマンフレッド・コミッショナーは2025年11月、史上初となるメジャーリーガーの五輪参加を「前向きにとらえている」と話していた。開催期間もオールスターでの休みを延長することで、7月13~19日におこなわれる競技参加が可能となる。また、ドジャースの本拠地、ドジャー・スタジアムで野球がおこなわれることも、ロバーツ監督の気持ちを奮い立たせているようだ。
「ロバーツ監督は、マイナー時代の1999年にパンアメリカン大会のアメリカ代表入りするなど、2000年のシドニー五輪のメンバー入りに近い位置にいたんです。ところが、パンアメリカン大会後にメジャー昇格したため、シドニー五輪をあきらめたわけです。選手でかなわなかった夢を『今度は監督で』と思い、今回の発言になったようです。MLB監督としての経歴は長いうえ、現在、ド軍はワールドシリース連覇中ですので、その自信も後押ししているようです」(現地記者)
たしかに、監督としての実績や、オリンピックが地元開催だということを考えれば、ロバーツ監督がそのまま代表監督に選出される可能性も十分、考えられる。しかし現地では、ロバーツ監督の宣言を「冷ややかな目で見ている」と前出の記者は続ける。
「アメリカでの彼の評価は、決して高くないんです。昨季レギュラーシーズンで4年連続のナ・リーグ西地区優勝に導きましたが、全米野球記者協会(BBWAA)が選出するナ・リーグの最優秀監督賞の、最終候補3人にすら入りませんでした。こちらでは地区4連覇も『適切な采配がなく、ベンチに座っているだけ』『選手の力量で勝っただけ』というのがもっとも多い意見ですよ。なので、アメリカ代表監督になってほしいと思っているファンは少数派でしょうね」(同前)
日本のファンも同意見が多く、Xには辛辣な意見が並ぶ。
《選手と球団に恵まれてるだけよ》
《アメリカ人の自画自賛の激しさは理解できん。ドジャース見てる限りロバーツ監督では無理でしょ》
ただし、なかには意外な視点で分析する人物も……。
《ただ一発勝負は簡単じゃないんだよね でもロバーツの運の良さはハンパないからなあ》
21世紀初となるワールドシリーズ連覇を果たした“運”は、日本代表にとってはたしかに怖いのかも──。
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