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【LPGA開幕】日本勢、過去最多の15人出場の“大躍進”昨季は4人が賞金トップ10入りでいまや“第3勢力”に

スポーツ 記事投稿日:2026.01.29 17:25 最終更新日:2026.01.29 17:28

【LPGA開幕】日本勢、過去最多の15人出場の“大躍進”昨季は4人が賞金トップ10入りでいまや“第3勢力”に

昨季のLPGAで2勝をあげ、今季の活躍にも注目が集まる山下美夢有

 

 LPGAにおける2025年シーズンは、日本女子にとってはまさに飛躍の年となった。

 

 3月6日の「ブルーベイLPGA」で竹田麗央(りお)が初優勝を飾ると、翌月には西郷真央がメジャー大会の「シェブロン選手権」で優勝し、歓喜の“池ダイブ”を果たした。その後も日本勢の活躍が続く。岩井明愛(あきえ)・千怜(ちさと)姉妹がともに初優勝を果たすと、山下美夢有(みゆう)はメジャーの『全英女子』を含む2勝を挙げた。11月にも畑岡奈紗が復活優勝を果たした。また、あまり日本で注目されることはなかったが、開幕から誰かしら、日本の選手が連続してトップ10に入り、記録は17試合まで伸びた。これは、日本勢のレベルの高さを表す偉大な記録でもあった。

 

 昨季は、過去最多となる13人が参戦していたが、終わってみれば6人で7勝を挙げ、賞金ランキングトップ10に日本人選手が4人も入る快挙となった。日本人トップは、全体の3位となった山下で354万5888ドル(約5億4837万円)だった。

 

「過去の日本選手は、技術は高くても飛距離でかなり置いていかれていました。その現実にショックを受け、多くの選手が飛距離を伸ばそうと、スイングや肉体の改造に着手したのです。しかし、ほとんどが失敗に終わり、成績を落としていったのです。

 

 最近の選手は、飛距離よりもフェアウェイキープ率やセカンドショットの正確性にこだわっています。その好例が、2勝した山下でした。身長150cmと小柄なため、飛距離では海外の選手にまったくかなわない代わりに、セカンドショットに磨きをかけました。その正確性から“精密機械”と呼ばれるまでになっています。短所よりも長所をさらに伸ばすことで、日本勢は活路を見出したのです。もちろん春先の竹田の優勝が、日本勢を勢いづけたことは間違いありません。『私もできる』と、みんなを乗せました」(ゴルフライター)

 

 その勢いのまま、新シーズンに臨む日本勢。今季は昨季の13人に加え、下部エプソン・ツアーのポイントランキングトップ10入りした原英莉花、Qシリーズ(最終予選)を突破した櫻井心那(ここな)が加わり、2シーズン連続で過去最多となる15人が参戦する。

 

 開幕戦は、1月29日から開催される『ヒルトン・グランドバケーションズトーナメント・オブチャンピオンズ』。同大会は過去2シーズンの優勝者のみが出場できるトーナメントで、まさに女王のなかの女王を決める戦いでもある。予選カットなしのプロアマ方式でおこなわれ、日本からは笹生(さそう)優花、古江彩佳、竹田、西郷、岩井姉妹、山下、畑岡の8人が出場する。この開幕戦に勝って、勢いに乗っていきたいところだ。

 

 ところで、LPGAに参戦する選手でもっとも多い国は、主戦場となるだけに米国の60人。次に、結果だけ見れば米国に引けを取らない韓国が32人で2位。過去最多の15人が出場の日本は、3位となっている。

 

「ただ、過去2季の優勝者だけが参加を許される開幕戦『ヒルトン』に参加する選手は、トップがアメリカの9人で、日本は8人で2位。韓国は6人で3位となっています。この結果だけ見れば、日本勢は2番めの勢力となっているのです。あらためて、LPGAにおいて日本勢の躍進ぶりが分かります」(同前)

 

 名実ともに韓国に追い越し、そして米国に追いつく意味でも、2026年序盤の戦いに注目だ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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