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大谷翔平が活躍するスタジアムはディズニーランドがモデル

スポーツ 投稿日:2018.04.24 11:00FLASH編集部

大谷翔平が活躍するスタジアムはディズニーランドがモデル

 

 大谷翔平選手が活躍する大リーグ・エンゼルス
 全米第2の都市ロサンゼルスを本拠地とするエンゼルスが産声を上げたのは、1961年のことだった。初代オーナーのジーン・オートリーは俳優であり、歌手としてもクリスマスソングの定番『赤鼻のトナカイ』を大ヒットさせて億万長者となったエンタテインメント界の大物だった。

 

 創立2年めには早くも優勝争いを演じるなど、後発球団としては上々のスタートを切った。だが、同じ都市のドジャースには実績でも人気でも遠く及ばず、一流チームの証しであるWシリーズ制覇には、41年もの歳月が必要だった。

 

 転換期となったのは1997年。世界的な娯楽企業ウォルト・ディズニー社が球団経営に乗り出したことだった。新時代を迎えたエンゼルスの本拠地は、娯楽と野球が合体したボールパークに生まれ変わる。

 

 センター後方には巨大な岩が出現。まさにディズニーランドをイメージしたもので、エンゼルスの選手が本塁打を放てば、約27メートルもの高さまで水が噴出し、華々しく花火も打ち上がる。

 

 2000年6月6日には謎の猿が登場する。映画『エース・ベンチュラ』で猿が飛び跳ねる場面を球場スクリーンに映すと、観客が敏感に反応。

 

 2度めの登場から「ラリー・モンキー」という名前のテロップをつけ加えたところ、なぜか逆転勝利を収めることから、チームのラッキーチャームとなった。2002年、唯一のWシリーズ制覇にも貢献している。

 

 観戦のもうひとつの楽しみである飲食も充実。定番のホットドッグやハンバーガーはもちろんのこと、メキシコ料理のナチョスをチームヘルメットに山盛りにした「ヘルメットナチョス」が大人気。今では巨人や横浜も真似している。

 

 本拠地は娯楽と観戦が合体した“二刀流”スタジアムである。
(週刊FLASH 2018年4月17日号)

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