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“りくりゅうペア”を抑えた1位とは? ミラノ五輪メダリスト「CMお値段ランキング」緊急アンケート

スポーツ 記事投稿日:2026.03.06 06:00 最終更新日:2026.03.06 06:00

“りくりゅうペア”を抑えた1位とは? ミラノ五輪メダリスト「CMお値段ランキング」緊急アンケート

エキシビションで見事なリフトを見せた“りくりゅう”。表彰式、閉会式でも木原は披露し、名人芸に “木原運送” の異名がついた(写真・JMPA)

 

 17日にわたり熱戦を繰り広げたミラノ・コルティナ五輪。日本は金5、銀7、銅12と、冬季五輪史上最多となる計24個のメダルを獲得した。快挙の主役となった選手たちが注目されるのは必至だが、それは広告業界でも同様だ。

 

 五輪終了後、大手広告代理店はナショナルクライアント330社に「五輪で株を上げてCMで起用したい人は誰か?」という調査を実施。本誌は、その結果を入手した。各クライアントの「こんなCMを作りたい」という声とともにお届けしよう。

 

 1位に輝いたのは、帰国後もテレビで引っ張りだこの銅メダリストの中井亜美。

 

「17歳ながらフリーでは最終滑走を務め、そのときの視聴率26.8%は、今大会の瞬間最高を記録しました。日本中が彼女の愛くるしい笑顔や仕草に釘づけとなったわけです。このフィーバーはしばらく続くだろうし、CM業界が彼女をほうっておくはずがありません」(広告代理店関係者)

 

 クライアントも「この至宝をどこの企業が、どの商品が射止めるのか興味津々」(旅行)、「母親が安全運転で亜美ちゃんを送り迎えするというコンセプトはハマりそう」(自動車)、「練習後に『ご褒美』と甘いものをパクリ」(菓子)など、待望する声は多い。

 

 2位に甘んじた“りくりゅう”ペアの三浦璃来木原龍一。“敗因”としては、2人の関係性が不透明だからだとか。多くのクライアントから「具体的なCMが思い浮かばない」と嘆き節が……。そんななか、「マッチングアプリとか『最高の相性ゲーム』みたいな」(ゲーム)、「たくさん報奨金をもらっているので口座開設とか」(都市銀行)といった声が上がっている。

 

●ミラノ五輪前まではまったくのノーマーク

 

 3位は、高梨沙羅がランクイン。長く活躍していて、競技中の姿と素顔が消費者に一致することも大きいという。クライアントからは「北京五輪の忘れ物を回収してくれたから物語がある」(生活用品)、「コミカルな内容よりも、競技に向かう真摯な姿のCMが見たい」(生命保険)など、過去に実績があるのがCMでも安心材料のようだ。

 

 4位は平野歩夢。

 

「欧米での人気はすさまじく、日本では過小評価されているのでは、と感じるほどです。まさにスノボ界の第一人者で、加えて大怪我を押しての出場。世界中から賞賛されています」(スポーツライター)

 

 クライアントからも「少し不謹慎かもしれないが、『保険に入ろうね』みたいな」(医療保険)、「少年少女を啓発するような『絶対に諦めるな』とエールを送る内容」(予備校)と、今大会のメダリストではないが待望論が根強い。

 

 5位は、残念ながら今季で引退する坂本花織。

 

「過去の映像などと照らし合わせながらの物語的なCMが望まれています。関西のおばちゃん的なノリもあって、コミカルさも発揮できればCM業界でも十分に通用する」(前出・広告代理店関係者)

 

 クライアントからは「これほど悔しかった銀メダルはなかった、というストーリー」(飲料)の声がある。

 

 6位は競技者以外で唯一、トップ10入りした高橋成美。大会前まではノーマークだったが、“りくりゅう”の解説が日本中でバズった。木原選手の元パートナーという実績や、高学歴で博学という一面も、独特のキャラに華を添えている。「あの解説で『すごい、すごい』と商品の優位性をアピールしてほしい」(化粧品)、「元気がいいので『赤札安売り市』とか大音量で」(家電量販店)など、特長を生かすCMを期待する声は多い。

 

 7位は、夏季を含めた通算メダル数で日本女子最多の計10個を獲得している高木美帆。

 

「長きにわたって第一線で活躍し続け、世界的な評価が高い。姉の菜那さんとの共演があればインパクトがある」(前出・広告代理店関係者)

 

「一種の哲学者のよう。長く道をきわめるというコンセプトで」(不動産)など、アスリートとは一線を画した活躍を期待する声もある。

 

 8位はスノーボード・ビッグエアで日本女子初の金メダルを獲得した村瀬心椛。ルックスは今風ながら、黒髪でどこか古風な大和なでしこを連想させる。クライアントからは「雪道を爆走する4WDを軽々と飛び越える心椛ちゃん」(自動車)など、競技を連想させる声が多いようだ。

 

●惨敗でもカーリング人気の高さを再認識

 

 9位は日本ジャンプ界のエース小林陵侑。今回は混合団体の銅メダルのみに終わったが、「欧州の試合会場を弊社の車で移動する」(自動車)と、まだまだ“日本の顔”としての期待は大きい。

 

 トップ10最後は、小林に代わりエースとして活躍した二階堂蓮。

 

「じつは当初、所属が決まらずアルバイトで生計を立てていた苦労人です。やっと決まった所属先は『日本ビール』ですが、大先輩の船木和喜氏がテレビで連呼してくれたおかげで、同社から1500万円もの報奨金が出ました」(前出・スポーツライター)

 

 そこに目をつけた不動産関係者から、「報奨金の使い道を聞かれ『土地買っちゃおうかな』と言ったので」と俄然注目されているという。

 

 3大会連続のメダル獲得が期待されたフォルティウスだったが、残念ながら通算2勝7敗に終わり、10チーム中8位で大会を終えた。

 

「それでも20位にランクインしたのは、スキップの吉村紗也香さんの美貌と、試合数が多く連日のように放送されたからでしょう。ただ、あらためて日本でのカーリング人気が高いことが証明された」(前出・広告代理店関係者)

 

 今回のアンケートをおこなった大手広告代理店関係者が、今大会を総括する。

 

「同時期に一般視聴者へおこなった『いちばん印象に残った選手は?』というアンケートでは、“りくりゅう”ペアが断トツの人気でした。その2人の倍以上のポイントを獲得して1位に輝いた中井さんは、まさにシンデレラストーリーですね。17歳とまだ若いし、次の五輪も狙える。しばらく“中井フィーバー”が続きそうです。選手以上にある意味で目立った高橋さんも注目です。解説の精度も素晴らしく、彼女のキャラクターを『ダイヤの原石を見つけた』と感じるクライアントが多かったようです。高木選手のお姉さんの菜那さんも、妹を『高木選手』と呼ぶなど、解説者としてはプロに徹していたのが好感を得たようです。今後、“姉妹共演”という夢を抱かせてくれる存在です」

 

 五輪は終幕したが、もうしばらくは“熱狂の宴”が続きそうだ。

 

写真・JMPA

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出典元: 週刊FLASH 2026年3月17日号

著者: 『FLASH』編集部

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