
サムライJAPANの支柱、大谷翔平(写真・共同通信)
3月5日、ついに「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が開幕。1次リーグの熱戦が繰り広げられているが、世間の空気はいまいち盛り上がりに欠けているようだ。
「井端弘和監督率いる『侍ジャパン』は、2023年大会に続く連覇を狙い、大谷翔平、山本由伸、鈴木誠也ら史上最多8人のメジャーリーガーが集結しました。
史上最強ともいわれるスター軍団を擁し、6日から始まるチャイニーズ・タイペイ、韓国、オーストラリア、チェコとの連戦に挑みます。しかし、いつ、どの国と戦うのかよくわかっていない人も多いのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
それもそのはず、今回、地上波では特別番組などは放送されるものの、試合中継そのものがなく、Netflixが全試合を国内独占配信するからだ。だが、ここで衝撃のデータが明らかになった。
「すでに日刊スポーツや日刊SPA!など各メディアが報じていますが、2月25日、産業能率大学スポーツマネジメント研究所がWBCに関する調査結果を発表したのです。
47都道府県の男女1万人へのアンケートでは、WBCと関係なくネットフリックスと契約している人は17.3%。一方、WBCを理由に契約済み・契約予定は4.9%にとどまったといいます」(同)
せっかくの独占放送でも「契約率5%未満」とは驚きだが、さらに悲観的な報告もある。
「大会の盛り上がり次第で契約を検討する人はわずか8.8%。一方で『どんなに盛り上がっても契約予定はない』と答えた人は、7割近い68.0%に達したそうです」(同)
2006年の第1回大会から数えて、今回で6回目となるWBC。いまや国民的イベントともいえるが、なぜ関心は伸び悩んでいるのか。スポーツジャーナリストはこう語る。
「最近はプロ野球の地上波中継も減りましたが、かつてはテレビをつければ野球が見られる時代が長く続きました。もちろんBSやCS、スポーツ専門チャンネルも増えましたが、それを見るのは結局、熱心なファン。
ライトなファンにとっては、お金を払い、登録してまで野球を見る必要性を感じないのでしょう。このままでは一部のマニア以外は誰も見ないという、異常事態が起きてしまう可能性もあります」
実際、X上でも《金払ってまで 観る気はない》《WBCのためだけにネトフリ契約したくない》といった声が多く見られる。
Netflixが今回のWBC中継に投じた独占放映権料は150億円とも報じられており、これまでの大会と比べても大きく跳ね上がっている。巨額投資が水の泡に終わるのか、それとも契約者が爆発的に増えるのか――。
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