
3月4日、侍ジャパンの練習に姿を見せた大谷翔平(写真・桑原靖)
「お~い、菅野先輩がおごってくれるよ~。遠慮せんとたくさん頼みなよ」
身長190cmを超える大男の声を合図に、大阪にある焼き肉店「明月館 上本町本店」に集まった猛者たちは、次々とオーダーしていった。
3月1日、WBC連覇に向けて開かれた侍ジャパン決起集会のひとコマ。冒頭のナインに呼びかけた声の主は、2月26日に侍ジャパンに合流した大谷翔平だった。
「大谷は遅れて合流しただけに、積極的に溶け込もうとしているようでした。メンバー30人中13人が初めての代表入りで大谷とチームメイトになったわけですからね。この日は「おごってくれる」と先輩を立てて、“後輩力” で距離を縮めたかったのでしょう。
面識のない選手たちは、『あの大谷さんとプレーできる』と舞い上がってしまうから、本番でそうした距離ができないよう、あえて大谷自身が “後輩” としての役回りに徹していたのではないでしょうか。
決起集会には選手、サポートメンバーを含め30人以上が集まったようです。お会計は約157万円で、支払ったのは菅野智之投手。チーム最年長なので、全額を一人で払ったということでした」(侍ジャパン関係者)
じつは、WBC前に決起集会がおこなわれたのは今回で2回め。初会合は、大谷がまだ合流していない2月23日、宮崎でのことだった。
「このときは、ダルビッシュ有が参加しています。ダルビッシュにとっては、宮崎最後の夜ということもあり、大いに盛り上がったようです」(スポーツ紙記者)
会が開かれたのは「炙り屋 牛蔵」。
「店側は30人で来店すると聞いて、2倍の60人前の肉を用意したそうですが、それでも足りなかったそうです。結局、ハラミ300枚、ロース、カルビ100枚ずつ、分厚いタン元を100枚以上は平らげたと思います。この日は横浜DeNAの牧秀悟が、ムードメーカーで盛り上げていました。閉店時間の23時ごろまで宴は続きましたね」(同)
会計を誰がおこなったかは不明だが、ここでも “年長者” が活躍する。
「菊池雄星が高級ワインを10数本購入しており、みんなに振る舞っていました。オーパス・ワンやハーラン・エステートなど、どれも高級ワインでしたね」(同)
大谷の高校の “先輩” も、さすが太っ腹。一方で、MLB選手が多く参加する今大会だが、大谷の “VIP待遇” はやはり別格だ。「明月館」に居合わせたファンが語る。
「選手が来るとの噂が広がり、店の前は多くの人だかりができていました。しばらくして、次々と選手が入店していきましたが、大谷選手だけは外国人のボディガードのような人に守られながら入っていきました。それは帰るときも同じでした。
ただ、大谷選手のほうが背丈も横幅もあるので、どちらがボディガードかわからないくらいでした(笑)」
名古屋から大阪に移動する際にも、大谷を4人のボディガードが囲むなどピリピリムードが漂っていたという。大阪の決起集会では “後輩” 役に徹していたようだが、いざ試合となると、途端に主役に転じてしまうのは仕方ないことか……。
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