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浦和レッズの守護神「都築龍太」さいたま市議になっていた
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.02 08:00 最終更新日:2018.05.02 08:36
「落選したあとの4年の無職期間に、本気で政治に挑戦したいという気持ちが芽生えました」
浦和レッズの守護神として活躍し、日本代表に招集された都築龍太氏(39)。引退後の2011年、埼玉県議会議員選挙に出馬するが、落選した。
「一度めの選挙のときは、正直、志もなかったです。でも落選後、『地域のため』と一念発起して、貯金を切り崩しながら勉強しました」
2015年、さいたま市議会議員に見事当選。以降、サッカーにはほとんど関わっていない。
「監督と対立して悪いイメージがつき、最後はプレーするチームがなかった。その時点でサッカーへの未練はなくなりました。
今は選手時代より収入は低いですが、確かなやりがいを感じています。市民のための活動が重要で、県政や国政に出ることは考えていません」
「握手を求められる側から、握手を求める側に」なった新人議員は、さいたまの守護神となり、戦い続けている。
つづきりょうた
1978年生まれ 奈良県出身 1997年ガンバ大阪に入団してJリーグデビューし、2001年には日本代表に選出された。2003年から浦和に在籍し、長くスタメンに定着。2011年に現役引退。2015年よりさいたま市議会議員を務める
(FLASH DIAMOND 2018年4月15日増刊号)