
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平
3月24日(日本時間25日)、MLBオープン戦の最終試合が各地でおこなわれた。
ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平は、古巣であるロサンゼルス・エンゼルス戦に“二刀流”として先発出場した。
投手・大谷はイニングをまたいで6者連続三振を記録し、4回までの12アウト中11個が奪三振という圧巻の投球を見せた。最速100マイル(約161キロ)に近いフォーシームと、横滑りするような切れ味鋭いスイーパーにエンゼルスナインは手も足も出なかった。ところが、5回に入ると先頭から3連打を浴びて1失点。無死一、二塁の場面で降板した。内容的には打者を圧倒しながらも、5回途中までで86球を要し、制球には課題を残した。
打者・大谷は1安打したものの、ド軍打線は沈黙。0-3で敗れたものの、これでド軍はオープン戦の全日程を終えて20勝9敗2分け。まずまずの手ごたえでシーズンに入ることとなった。
「彼らの目標は、チーム史上初となるワールドシリーズ(WS)3連覇です。そのために野手では、カイル・タッカー外野手と4年2億4000万ドル(約380億円)で契約。唯一の“ウィークポイント”と言われる抑えでは、エドウィン・ディアスを3年6900万ドル(約103億5000万円)で引き抜きました。
こうしたオフの補強を参考にして『MLB.com』は、最新のパワーランキングを発表。そのなかでは、先の先発ローテーションの格付けに続き、打線の格付けでもトップに輝いたのはド軍でした。主力の流出がなく、今オフのFA戦線で投打のトップ2人を獲得したとなれば、その評価も当然でしょうね」(スポーツ紙記者)
まさに「3連覇に死角なし」といわれるド軍だが、グラウンドを離れると、ちょっとした“騒動”に巻き込まれている。
ド軍は26日(同27日)に本拠地・ドジャースタジアムで開幕を迎えるが、その際に着用するのが「ゴールドコレクション」のユニフォームだ。これは前年にWSを制したチームのみに許される特権。白地のユニフォームの胸には「Dodgers」の青い文字と、通常のものと大きくは変わらないが、文字の縁には金色の加工がなされ、ゴージャスな仕上がりとなっている。
このデザイン自体に関しては好評な一方で、価格には多くの意見が寄せられているようだ。
「優勝記念のユニフォームとはいえ、大谷モデルでいえば、MLB公式のオンラインショップで販売されている価格は219.99ドル(約3万5000円)となっています。キャップも52.99ドル(約8400円)という高額な設定ですね。
大谷の通常ユニフォームは114.99ドル(約1万8200円)と“半額”ですから、今回の強気な価格設定に不満の声が多いことも頷けますね」(現地記者)
実際、Xにも不満の声が多く投稿されている。
《強気すぎる値段にローカルは余り手にしていなかった感じ》
《「デザインはかっこいいけど、この値段はちょっと強気すぎる気もする》
とはいえ、それでも売れる見込みがあるからこそつけられた値段だろう。
「ド軍は21世紀初のWS連覇を達成したということで、多方面からやっかみの声が多くなっていることは確かです。毎年のように繰り返す補強も、強さを『お金で買った』という指摘は多いのです。
ただ、米データサイト『Baseball Reference』によると、2025年の全81試合におけるドジャースタジアムの平均観客動員数が4万9537人。コロナ禍で無観客の短縮シーズン(2020年)を除いて、2013年から12年連続でメジャー30球団トップに立っています。文句を言われたり、叩かれたりしてもお客さんは来てくれる。だから、記念ユニフォームの価格設定でも強気になれるわけです」(同前)
その圧倒的な強さが保たれる限り、ファンの懐には厳しい状況が続きそうだ。
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