
佐々木朗希
3月25日(日本時間26日)に開幕したMLB。各球団は開幕ロースターを公示した。
チーム史上初のワールドシリーズ3連覇を目指すロサンゼルス・ドジャースは、2連覇の立役者であるブレイク・スネル投手、トミー・エドマン内野手ら9人が負傷者リスト(IL)入り。日本人トリオの大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手は順当に名を連ねた。
「ド軍のIL入り9人は異常な多さですが、長期欠場になるのはエバン・フィリップス投手、キケ・ヘルナンデス内野手ら2~3人。ほとんどが短期で復帰できる見込みですから、デーブ・ロバーツ監督もそれほど焦ってはいないようです。なにより、選手層が厚いチームですからね」(スポーツライター)
ただし、ロースター入りはしたものの、ファンから実力を疑問視されている選手がいるという。それが2年めで、今年こそローテーションの一角としての活躍を期待されていた佐々木朗希投手というから穏やかではない。
「オフシーズンの間、ロバーツ監督ら首脳陣は、佐々木の先発再挑戦を補強以外の底上げとして最も力を入れていました。具体的には、フォーシームとスプリット以外に『もう一つ持ち球を増やせ』と要求したんです。
佐々木はカットボールの練習を積み、最初のうちは好感触をつかんでいました。ところが、キャンプ、オープン戦が進んでいくうちにフォームが崩れ、自慢の球速までもが落ちていく悪循環に陥ってしまいました。オープン戦4試合に登板して、防御率15.88と散々の内容でしたね。
それより深刻だったのはコントロール難です。打者43人に対し、四死球が15もあった。ロッテ時代にコントロール難のイメージはなかっただけに、この結果に驚く日本球界関係者は多いでしょう。
調子が悪いにもかかわらず、開幕ロースターに入ったばかりか、30日(日本時間31日)の開幕4戦めのクリーブランド・ガーディアンズ戦で先発の予定です。ド軍ファンからは、先発起用を明言したロバーツ監督に対して、『えこひいきではないのか』といった声があがっています」(現地記者)
その声に拍車をかける結果となっているのが、キム・ヘソン内野手のマイナー落ちだ。
「キム・ヘソンは韓国代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したため、今春のオープン戦は9試合しか出場できませんでした。
ただ、打席数は少ないものの、27打数11安打、打率.407、1本塁打、6打点、5盗塁と好成績を残しました。昨季は途中離脱のため、シーズン終盤、ポストシーズンで調子がいいにもかかわらず使ってもらえなかった。その悔しさからオフ、キャンプと自身の体をいじめ抜き、オープン戦でもしっかりアピールして好成績を収めたのです。
しかし、開幕はマイナーからの出場です。変わって登録されたアレックス・フリーランド内野手は、18試合で43打数5安打の打率.116、1本塁打、7打点と、キム・ヘソンが負ける要素はどこにもなかったわけです。
当初、韓国のファンやメディアは怒りの矛先をフリーランド内野手に向けました。でも、いまはとてもロースターに入れる成績ではないということで、怒りが佐々木に向けられ始めたのです」(同)
今後、佐々木には寛大で、キムには厳しいド軍の姿勢がどうなっていくのか、注目が集まっている。
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