
佐々木朗希
3月28日、ロサンゼルス・ドジャースは、開幕カードでアリゾナ・ダイヤモンドバックス相手にスイープ(同一カード全勝)を達成。球団史上初のワールドシリーズ(WS)3連覇に向け、ロケットスタートに成功した。
「ド軍は、開幕前に発表される『MLBパワーランキング』で、ニューヨーク・ヤンキースを抑えてのトップの評価でした。ただ、開幕3連戦で強打を誇るダイヤモンドバックス相手にすべて逆転勝利。リードされても慌てない戦いぶりは、まさに王者そのものでした。今季はさらに強いという印象を、どのチームにも与えたことでしょう」(スポーツ紙記者)
4連勝の懸かる開幕2カードめは、強豪のクリーブランド・ガーディアンズを地元で迎える予定だ。その第1戦は佐々木朗希が先発予定である。
「佐々木にとってド軍が開幕3連勝した事実は、チームの勢いを消さないためにも、大きなプレッシャーとなって跳ね返ってくるでしょう。というのも、佐々木はオープン戦で4試合に登板し、防御率15.88と開幕メジャーに残れたのが不思議なくらいの不振でした。何よりも深刻だったのが、コントロール難。打者43人に対し、四死球が15もあった。ロッテ時代からコントロールが悪いイメージはなかっただけに、この結果に驚く日本球界関係者は多いと聞いています。そうした不調のなか、連勝を伸ばすことを期待されているわけですからね」(同前)
佐々木の不振、それでも開幕ロースター入りは、思わぬ“飛び火”となって騒がれた。
「オープン戦で打率4割と好調を維持していたキム・ヘソン内野手が、なぜか開幕をマイナーで迎えることになったわけです。代わってロスター入りしたのが24歳のアレックス・フリーランド内野手でした。彼は期待の若手ですが、18試合で43打数5安打の打率.116、1本塁打、7打点の不振。キム・ヘソンが負ける要素はどこにもなかったわけです。にもかかわらずキム・ヘソンがマイナー落ちとなったため、当初、韓国のファンやメディアは、怒りの矛先をフリーランド内野手に向けました。
でも、開幕直前となって、野手と投手とポジションは違いますが、佐々木はフリーランドよりひどい成績ということで、怒りは佐々木に向けられ始めたのです。そうした報道を佐々木は知っていますから、あまり気分のいいものではないでしょう」(現地記者)
さらに、フリーランドは開幕2戦めに追撃のソロホームランとツーベースを放ち、逆転勝利に貢献した。マイナー落ちのキム・ヘソンは、開幕戦こそ5打数1安打だったものの、第2戦のロッキーズ傘下・アルバカーキ戦で5打数5安打の大暴れ。猛烈なアピールが始まっている。また、「キムの実力は3Aレベルじゃない」と、球団には批判の声が殺到しているという。
「佐々木がオープン戦同様の不甲斐ないピッチングをすれば、フリーランド、キム・ヘソンを巻き込んだ『誰のマイナー落ちが妥当か』といった論争は持ち上がるだろうし、佐々木の即、マイナー落ちにつながる可能性もあります」(同前)
佐々木は、いきなり正念場を迎えるようだ。
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