
渋野日向子(写真・スポーツ報知/アフロ)
どうやら苦難の道は、今季も続いているようだ。
昨季、LPGAツアーを中心に23試合(うち1試合は途中で中止)に出場した渋野日向子は、半分以上の12試合で予選落ちを経験した。
6月初めのメジャー大会の一つ『全米女子オープン』では7位タイと、ビッグトーナメントに強いことを示したが、トップ10入りはこの1位試合のみ。ほかの試合は下位ばかりで、予選通過での成績も29位が1試合あるだけ。あとの21試合はすべて50位前後となっている。
当然、獲得ポイントは低く、ランキングは104位に終わり、シード権を失った。12月に『LPGA Qシリーズ(米最終予選会)』に参戦して、ようやく今季の限られた出場資格を得たほどだった。
その不振からなんとか抜け出すため、オフは例年よりトレーニングの時間を長く費やした。その効果が見え始め、体がよく動くようになったこともあって、本人も自信を持ってシーズンに入ったという。
今季、米女子ツアー初戦となった3月の「ブルーベイLPGA」では久々の予選突破も果たし、3日めを終わって2アンダーと最終日に期待を持たせた。ところが、勝負の日は、LPGAに参加して以来、最悪の “81”。順位も50位まで下がってしまった。
まさに最終日のスコアが合図だったかのように、渋野の歯車は狂い始めた。
「続くLPGAの『フォーティネット ファウンダーズカップ』『フォード選手権』で予選落ちすると、日本ツアーの『富士フイルム・スタジオアリス女子オープン』をはさんで、『JMイーグルLA選手権』と、4戦連続で予選落ちとなりました。
このような状況が続くのだから内容がよくないことは当然ですが、4試合計8ラウンドでアンダーパーで回ったのは、『フォード選手権』2日めの1度だけ。それほど調子を落としています」(ゴルフライター)
この結果、今季海外メジャー初戦となるテキサス州メモリアルパークGCで開催される「シェブロン選手権」(4月23日開幕)の出場権を逃すこととなった。それと同時に、メジャー初制覇となった2019年の「全英女子」以降続いていた連続メジャー出場が、21試合で途切れることとなった。
こうした体たらくに対して、SNS上では、
《日本に戻って一からやり直すのが一番だと思います》
《できるだけ早くショットの安定化練習をすべきだ》
と “限界説” を唱える人が散見された。
「渋野もすでに27歳となりました。肉体的にもそろそろピークを迎えるときで、それだけに今後を真剣に考えるべきです。プロ野球選手でも、うまくいかないなかでMLBに挑戦し続け、自身のピークを逃してしまった人は多いのです。
最高峰に挑戦するのは重要なことですが、一歩下がって冷静に考える必要もある。渋野の場合は、少なくとも一度帰国し、国内ツアーを主戦場にするべきだと思いますね。そこで調子が戻れば、もう一度LPGAに挑戦してもいいわけですから」(同)
どうやら、選手として重要な選択を強いられそうだ。
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