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【W杯直前!現地独占取材】サッカー日本代表候補・谷口彰悟が雪辱を誓ったW杯での敗戦…「負けて寂しい気持ちになったのは、プロになってあれが初めて」

スポーツ 記事投稿日:2026.05.02 06:00 最終更新日:2026.05.02 06:00

【W杯直前!現地独占取材】サッカー日本代表候補・谷口彰悟が雪辱を誓ったW杯での敗戦…「負けて寂しい気持ちになったのは、プロになってあれが初めて」

STVVでは主将を務める谷口。2022年のカタールW杯のスペイン戦、クロアチア戦で先発出場(写真・渡辺航滋)

 

 日本代表候補を次々と送り出してきたシント=トロイデンVV(STVV)は、ベルギーの首都ブリュッセルから東へ約60km、人口約4万人の地方都市に本拠を置く。日本のネット関連企業DMM.comが2017年に経営権を取得すると、前回2022年のカタールW杯では遠藤航(リバプール・33)をはじめ、所属経験のある4選手が日本代表入り。

 

 その後も28人の日本人選手がプレーし、今年3月の英国遠征では日本代表27人のうちMF・鎌田大地(クリスタル・パレス・29)、GK・鈴木彩艶(パルマ・23)、MF・藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ・24)、MF・中村敬斗(スタッド・ランス・25)ら、8人がSTVV経験者となるなど(DF・冨安健洋[27]は負傷辞退)、クラブは「世界で戦う日本サッカーの強化に貢献したい」という理念を形にしてきた。

 

 2018年1月に就任した立石敬之CEO(最高経営責任者)は、「ここまで順調に来るとは思っていなかったが、ある程度は想定していたこと」と話し、ベルギーは欧州のなかでも荒れたピッチやパワーのあるアフリカ系の選手が多いなど「日本人選手が苦手なものが多く、それを克服できたときに強くなっているというデータが出たのかな」と目を細めた。

 

 4月4日にスタートした上位6チームによるプレーオフ1では、2勝2敗1分けと黒星が先行しているが、2位以内に入れば来季はクラブ史上初の欧州最高峰のUEFAチャンピオンズリーグへの出場権も得られる。

 

 現在、STVVに所属する谷口彰悟(34)、後藤啓介(20)の2人は、6月11日に開幕する北中米W杯でのメンバー入りも期待される。

 

 谷口は2024年11月に負ったアキレス腱断裂の大怪我を乗り越え、3月の英国遠征では2試合に出場。2度めのW杯出場に向けアピールした。

 

「前回のW杯は最初で最後だろうなという思いもありました。ただ、ピッチに立たせてもらい、もう一度目指したいと強く感じました。負けたときには、悔しいというより寂しい気持ちになり、そんな気持ちになったのはプロになって初めてでした」(谷口)

 

 一方、身長191cmの長身FWの後藤は、今季ベルギー1部で11ゴールを挙げるなど飛躍。目標だったA代表入りを果たし、初のW杯出場へ名乗りを上げている。

 

「W杯は子供のころからの目標。代表に入ったといっても、まだ “候補” にすぎない。残された時間は多くないですけど、ここから結果を出して這い上がりたいです」(後藤)

 

 選手にCEO、チームスタッフ……。日本人たちの挑戦は続いている。

 

※成績は5月2日時点

 

写真・渡辺航滋
取材&文・栗原正夫

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出典元: 週刊FLASH 2026年5月12日・19日合併号

著者: 『FLASH』編集部

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