
佐々木朗希
サイ・ヤング賞を2度受賞しているブレイク・スネル投手の復帰が秒読みとなっているようだ。左肩痛で出遅れたスネルだったが、ここまで3度のリハビリ登板をこなし、もう1~2試合の登板を経て、メジャー復帰予定だという。
ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「スネルが戻ってきたら、現在の先発ローテーションから一人を外す。(外された投手は)どんな役割でも全員が受け入れると思う」と語っている。外れる投手もスネル同様、1~2試合の結果で判断されるという。
「ド軍の先発ローテーションは山本由伸、タイラー・グラスノー、大谷翔平、エメット・シーハン、佐々木朗希、ジャスティン・ロブレスキの6人で回していますが、スネルが復帰すれば、誰か一人が外れることは開幕前から決まっていたことです。ただし、山本、グラスノー、大谷は“鉄板”と見られていて、外れるのは残りの3投手からだと予想されていました。とくに序列がもっとも低かったロブレスキが本命視されていたんです。
ところが、本格的に先発に転向したのが今季からにもかかわらず、ロブレスキは5試合に先発して5勝0敗。防御率は1.25とナ・リーグのトップに立っているんです。彼の特徴はなんといってもコントロールのよさです。テンポよく投げ込み、ストライクはいつでも取れると感じさせるほど。となれば、守る時間も短くなるため、野手陣からの評判もいい。安定感から言えば、山本ら“鉄板組”をも凌ぐほどです。必然的に、外されるのは佐々木かシーハンとなるでしょう」(現地記者)
佐々木とシーハン。この2人の今季を比較すると、“悪い意味”で甲乙つけがたい。ともに6試合に先発し、防御率は5.97、5.23と安定感に欠けている。被本塁打も8本と6本と“一発病”の恐れもある。勝利数も1と2で変わりがないのだ。
「こうなると先発としての特性よりも、どちらが中継ぎ、抑えのブルペンに適しているかということなんです。昨季のポストシーズン(PS)では、これまた2人ともブルペンで控えていましたが、佐々木はクローザーを務めた。結果も出していますし、その経験は大きいでしょう。
今季、そのクローザーとしてニューヨーク・メッツからエドウィン・ディアスを獲得しましたが、現在は右肘関節内遊離体により故障者リスト(IL)入りしています。復帰はオールスター明けごろが予想されていて、それまでの期間、クローザーも含めて佐々木がブルペンに入るのではないでしょうか」(同前)
ただし、ブルペンに回っても結果が出なければ、「佐々木にはさらなる試練が待っている」とスポーツライターは語る。
「ド軍はワールドシリーズの連覇を重ねていくうえで、さらなる大物先発投手の獲得を目指しています。それが2年連続サイ・ヤング賞に輝いているデトロイト・タイガースのタリック・スクーバルです。彼は今オフにFAとなりますが、ド軍としてはその前にトレードで獲得したがっているようです。
ところが、彼もディアス同様、肘の遊離軟骨を除去する手術を受けるという。となれば、今季の成績に多くは望めませんが、それはトレードのハードルも下がるということ。これまではシーハン、あるいは佐々木プラス若手の有望株を加えた1対3以上のトレードが現実的でしたが、スクーバルの手術でド軍として佐々木にもう一人加えたくらいのトレードで済むかもしれない。“出血”を抑えたいド軍にとっては、むしろ彼の手術は好都合かもしれません」
現段階で誰がローテーションから外れるかは明らかになっていない。ただし、佐々木が追い込まれていることは間違いないようだ。
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