
現在、米MLSマイアミでプレーするリオネル・メッシ(写真・AP/アフロ)
2026年北中米W杯まで2週間あまりとなったいま、各国の選ばれし26戦士が出そろってきた。今回の発表で目立つのは、大ベテランの選出だろう。
史上最多となる6回めのW杯のメンバーに選ばれた、ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドは41歳。さすがに瞬間的なスピードは衰えたが、得点感覚はいささかも衰えていない。いまもポルトガル代表最大の得点源だ。
ブラジル代表のネイマールは、大逆転での選出となった。何しろ約2年7カ月もの間「セレソン」(ブラジル代表の愛称)から遠ざかっていて、そのたびカルロ・アンチェロッティ監督は「コンディションの整わない選手は、いくらスーパースターだったとしても呼ばない」と断言していたからだ。
だが、名将は最後の最後にネイマールの名をセレソンに加えた。34歳となった彼にとっては、4度めのW杯挑戦。初優勝を目指す。
ちなみに5回めの出場となるドイツ代表のGKマヌエル・ノイアーは驚きの代表復帰となった。2024年の欧州選手権をもって代表は引退を宣言したが、バイエルン・ミュンヘンでのプレーは続行。しかも、変わらず世界トップのプレーを見せ続けたため、ドイツ国民の後押しもあって今回の選出となった。
そんな彼らと肩を並べ、大会期間中に39歳となるのがアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ。彼も選ばれれば、ロナウドと並び史上最多6回めの出場となる。
だが、このスーパースターに関して心配なニュースが飛び込んできた。現在、メッシは米MLSマイアミでプレーしているが、5月24日(日本時間25日)のフィラデルフィア・ユニオン戦のことだった。2アシストするなど、相変わらず試合を支配していたメッシだが、73分に直接フリーキックを蹴った直後に、左太ももの上部を押さえて苦悶の表情を見せた。そして、交代を申し出るサインをベンチへ送った。
「ベンチに引き上げる際、ドクターやメディカルスタッフが寄り添うことはなかったと聞いていますので、まずはひと安心です。おそらく軽度の肉離れだと思います。重傷であれば歩けず、担架で運ばれることになりますから。
メッシはここまでリーグ戦13試合に先発していますが、全試合でフル出場しています。運動量が少なく、“走らない” ことで有名なメッシといえども、疲労はあったと思います」(サッカーライター)
25日(同26日)、クラブは公式サイトでメッシのけがの状況を発表。それによれば、左ハムストリングの筋疲労で、重症ではないことがわかった。
この結果、6月2日までに発表されるアルゼンチン代表の26選手に、メッシが選ばれることは確実だ。となればロナウド、メッシ、ネイマールと、長く世界のサッカーシーンを席巻してきた「RMN」のそろい踏みのW杯は4回めとなる。
もうひとつ確実なのは、メッシに軽度とはいえハムストリングに違和感があるとするなら、“走らない” 彼が、さらに走らなくなること。それでも点を取るのがメッシだが、はたして。
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