
サッカー元日本代表の本田圭佑(写真・皆川拓哉)
6月14日(日本時間15日)の日本対オランダは、終了間際の劇的な同点ゴールもあって、大きな盛り上がりを見せた。NHK総合で放送された一戦は、月曜日の朝5時試合開始という時間帯にもかかわらず、世帯平均視聴率が27.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)を記録。瞬間最高視聴率は34.9%にも達した。
「サムライブルーは“史上最強“と呼ばれているだけあって、前評判が高かったのは事実です。しかも期待に違わぬ素晴らしいプレーを見せていたことで、試合中でもどんどん視聴者が増えていったようです。
加えて元日本代表の本田圭佑さんが2022年カタールW杯以来、4年ぶりに解説を務めることも告知されていましたから、それも視聴率の高さにつながったのでしょう」(スポーツ紙デスク)
実際、本田氏の解説は期待通りだった。オランダの攻撃が左ウイングの背番号11のコーディ・ガクポが中心とわかるものの、名前が分からないときは「11がめちゃうざい」と指摘。その後名前がガクポとわかると「今日は1にガクポ、2にガクポ、3はガクポ」と、“本田節”で要注意人物に指名した。
一方、途中出場で流れを変えた伊東純也と小川航基に対しては「ジョーカーが見つかりましたね」と森保一監督の采配を絶賛していた。
独特の言い回しは今回も評判を呼び、Xのトレンドワードに「本田圭佑」がランクインするなど話題をさらっている。
一方、その本田氏が“暴走”し過ぎないように「うまく手綱を引き締めていた」と評価が爆上がりしている人物がいる。コンビを組んだNHKの小宮山晃義アナウンサーだ。
「本田さんの解説は、言い得て妙な部分がたくさんあるんですが、選手の名前などが出てこないことも多々ありました。そこで知っているふりをしないところも本田さんの良いところなのですが、そのたびに小宮山アナに『11番は誰ですか』『身長は?』『所属チームは?』と聞くわけです。この“無茶ぶり”に小宮山アナは的確に回答し、視聴者を驚かせました。
また、『1にガクポ』で始まったやり取りでは、すかさず小宮山アナが『4は?』と質問。すると本田さんはやや時間をかけ『4は……デ・(4)ヨング』と回答。本田さんの絶妙な切り返しも良かったのですが、『4は?』と“無茶ぶり返し”した小宮山アナに、視聴者からも《確かに面白かった。またこのコンビの中継見たいな》といった声が、多く寄せられています」(前出デスク)
これを受け、本田氏は自身のYouTubeで「僕がおもろいんじゃなくて、4を聞いてくる小宮山さんがおもろいんですよ。普通、4聞かないじゃないですか。俺が3で終わらせてるのに、4は? って。彼がMVPでしょ。俺に4聞ける?」と、またもや“本田節”で絶賛していた。
じつは小宮山アナは、高校サッカーの名門・暁星高校サッカー部の出身。元日本代表で森保ジャパンの前田遼一コーチは2学年先輩に当たる。サッカーの知識が豊富なのは、自身もプレーヤーだったことが影響しているのかもしれない。
暁星高校卒業後は慶應義塾大学に進み、2006年にNHKに入局。地方局のサッカーコーナーなどで経験を積み、W杯では2018年ロシア大会から実況を担当している。今回のオランダ戦は、彼にとって初の日本代表の実況となった。
今大会中に、再び“名コンビ”を見ることはできるだろうか。
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