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ブラジル戦敗北もゴールの佐野海舟はビッグクラブが関心も…森保一監督は交代策失敗の“迷采配”で浮き彫りになった監督の差

スポーツ 記事投稿日:2026.07.01 20:25 最終更新日:2026.07.01 20:26

ブラジル戦敗北もゴールの佐野海舟はビッグクラブが関心も…森保一監督は交代策失敗の“迷采配”で浮き彫りになった監督の差

試合前に挨拶をするブラジル代表のアンチェロッティ監督と日本代表の森保一監督(写真・JMPA)

 

 最後の最後に、あらゆる面で両国の差が出た格好となった。

 

 北中米W杯、負ければ終わりの決勝トーナメント1回戦で、日本はサッカー王国・ブラジルと対戦。優勝最多5回を誇るブラジルに対し、日本は前半29分、センターサークル付近でMF佐野海舟が横パスをカットすると、ブラジルゴール前に突進。追いすがるMFカゼミーロの後方からのファールもものともせず、ペナルティエリア手前で右足一閃。低い弾道のシュートは名手アリソンの右手も及ばず、ゴール左隅に吸い込まれた。

 

「このゴールはブラジルを、そして世界中のスカウトを震撼させるに十分なものでした。自分でボールをカットし、ゴール前まで運び、ゴールまで決めてしまった。まさにひとりで完結した力量は、中盤でボールを奪うだけの選手だけでなく、決定的な仕事もこなせることを証明したゴールでした。

 

 もともと日本代表メンバーのなかでは市場価値が50億前後とトップでしたが、このゴールで倍の100億円にまで上がったと言われています。移籍候補は現所属のマインツと同じ独・ブンデスリーガのバイエルンやドルトムントといったビッグクラブ。そして英・プレミアリーグの中堅クラブと言われていましたが、このゴールでアーセナルなどビッグクラブも無視できない選手となった、と言われています」(サッカーライター)

 

 日本代表で評価が爆上がりなのが佐野だったが、逆に評価を下げたのが森保一監督だったという。

 

「ブラジルは前半の戦いぶりでうまくいっていないと判断すると、カルロ・アンチェロッティ監督は中央寄りでプレーしていたエースのヴィニシウス・ジュニオールを所属のレアル・マドリー同様、左サイドに開かせた。これで彼がスムーズに動き出すようになり、チャンスも多く生まれました。

 

 また、日本のDF陣はヘディングがそれほど強くないと判断すると、サイドからアーリークロスを上げる作戦を多用するようになりました。これはテクニックを重視する“ブラジルらしさ”を棄て、フィジカル勝負するという作戦でもあります。ブラジル国内では反発があったかもしれませんが、アンチェロッティ監督はお構いなしに勝つことを選んだ。さすがクラブ単位で何度も世界一になった名将だけのことはありました」(前出のライター)

 

 結果、後半11分にアーリークロスからMFカゼミーロにへディングでゴールを叩き込まれるだけでなく、日本の守備陣は何度もクロスに競り合うことで疲弊していった。そこから終了間際の決勝ゴールも生まれた。

 

「ブラジルが早めに放り込んできた戦術に森保監督は効果的な選手交代をしなかった。中央にヘディングの強いDFを入れるわけでもなく、クロスの出しどころを潰す選手を投入するわけでもない。

 

 ようやく後半21分に両ウイングバックの中村敬斗と堂安律に替え、より守備的な鈴木淳之介と菅原由勢を投入しましたが、すでに決まっていたブラジルの流れを変えることはできませんでした」(専門紙記者)

 

 その約10分後には、「さらに訳のわからない交代があった」と続ける。

 

「MF伊東純也に替えてFW町野修斗を入れたわけですが、彼は今大会初出場で、しかも体調不良で数日間練習を休んでいた。動きにキレもなく、FW上田綺世がポストプレーでボールをキープできてもサポートに遅れてブラジルに奪われるシーンもありました。なぜこの大事な場面で彼の投入だったのか、いまだにわからない。効果的な選手交代と戦術変更をおこなったアンチェロッティ監督と、最後の最後で“迷采配”をしてしまった森保監督。監督の差も浮き彫りになった一戦でした」(前出の専門紙記者)

 

 日本代表は“史上最強”と言われながら、W杯決勝トーナメントの初勝利には届かず。2030年大会まで持ち越しとなった。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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