スポーツスポーツ

サッカー日本代表の森保監督、続投報道も異例の“短期契約”にJFA内からも疑問の声…深刻な“懐事情“と、懸念される混乱

スポーツ 記事投稿日:2026.07.10 20:24 最終更新日:2026.07.10 20:24

サッカー日本代表の森保監督、続投報道も異例の“短期契約”にJFA内からも疑問の声…深刻な“懐事情“と、懸念される混乱

サッカー日本代表の森保一監督

 

 北中米W杯で決勝ラウンド32に進出すれば、日本サッカー協会(JFA)から続投のオファーが出されると見られていたサッカー日本代表の森保一監督。その推測通り、7月9日、スポーツ紙の報道によると、大会終了後にはJFAから続投の打診があったとされる。

 

「大方の見方では1年ごとの契約でしたが、JFAの要請は異例の短期契約。2027年1月から2月にサウジアラビアでおこなわれるアジア杯までの約半年というものでした。森保監督もこの要請を受けると見られており、JFA理事会での承認を経て、短期ながら正式に森保監督の三期めに突入することとなりそうです。ただし、アジア杯で優勝をしたとしても、そこからの続投要請は出さないといいます」(スポーツ紙記者)

 

 それにしても、なぜ短期の要請なのか。そこにはJFAの置かれた立場が関係しているという。

 

「JFAはここ数年、経営難が続いています。2022年度に約49億円の赤字を計上し、その後の3年間は2003年に購入した東京都文京区の自社ビル『JFAハウス』を売却して何とか凌いできましたが、2026年度は31億円の赤字を出してしまった。JFAの懐は“火の車“に近い状態なんです。

 

 なので、日本代表監督に外国人を起用するのは、今大会以前から無理な話。監督の年俸が高いうえ、“右腕”を何人も連れてきて、彼ら込みで契約しようとするからさらにお金がかかります。そんななか、森保監督と長期の契約を結んでしまうと、もし成績不振で解任した場合、契約期間中の年俸は違約金として払わなければいけない。そうしたリスクを避ける意味でも短期の契約はJFAにとって大きな意味がある。森保監督にしても、一度は海外のクラブチームで指揮を取りたい希望がある。短期契約は、お互いにとってメリットのあるものとなるようです」(サッカーライター)

 

 では、後任監督は誰になるのか。

 

「“金欠”の状態で考えられるのは、名波(ななみ)浩コーチの内部昇格と、U-21日本代表を率いる大岩剛監督が挙がっています。彼らは、ある意味“身内”みたいなものですから、どのタイミングでも声をかけやすい利点はあります。また、アジア杯終了まで7カ月ほどありますから、この期間以降に本田圭佑氏が代表監督に必要な『Proライセンス』を取得して合流できるかもしれない。そのための短期契約と、深読みする関係者もいます。ウルトラCですが、ありえなくはないでしょう」(同前)

 

 一方で、日本サッカー協会内には「短期で森保監督を挟むのではなく、最初から後任監督がやったほうがいい」といった声が多いことも事実だ。

 

「北中米W杯後の日本代表は、9月24日の国際親善マッチを皮切りに、年内6試合をおこなう予定です(相手はすべて未定)。そのなかにはブラジル代表も含まれているのでは、といった噂もあります。そして2027年1月のアジア杯は、アジア王者を決める大会ですから、相手も真剣そのもの。決勝まで行けば7試合となり、年内の試合と合わせれば計13試合になる予定です。その貴重な強化の試合を『辞める人に任せていいのか。その意味が分からない』と憤る協会関係者は当然います。森保監督と新監督とでは、採用するシステムや選手選考も変わってくることは当然考えられます。ならば、2月以降の日本代表がガラッと変わる可能性もあるのです。森保監督の短期契約は、選手に戸惑いを与える可能性があります」(同前)

 

 アジア杯優勝でも続投なしの短期契約は、大きな注目を浴びそうだ。

12

出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

スポーツ一覧をもっと見る

今、あなたにおすすめの記事

関連キーワードの記事を探す