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サッカー韓国代表、9月の「アジア大会」4連覇へのこだわり見せるも…日本と対照的な “強化意識” に隠された背景とは

スポーツ 記事投稿日:2026.07.10 22:23 最終更新日:2026.07.10 22:36

サッカー韓国代表、9月の「アジア大会」4連覇へのこだわり見せるも…日本と対照的な “強化意識” に隠された背景とは

2026年9月に名古屋で開催される「アジア大会」の韓国代表メンバーに選ばれているヤン・ヒョンジュン(写真・共同通信)

 

 2026年9月に名古屋で開催される「アジア大会」のサッカー競技に向け、7月9日、韓国代表のメンバー23人が発表された。

 

 北中米W杯で、韓国代表は惨憺たる結果に終わった。開幕前には地元メキシコ、チェコ、南アフリカと、メキシコ以外は世界ランクが下だっただけに、比較的楽なグループに入ったと言われていた。

 

 ところが、蓋を開けてみればグループステージ敗退となったばかりか、指揮官だったホン・ミョンボ監督選任のプロセスをめぐって国内で大騒動に発展。大会敗退後、すぐにホン・ミョンボ監督が辞任すると、彼を代表監督に選んだチョン・モンギュ大韓サッカー協会会長までが辞任したのだ。

 

 マイナス面ばかりが目立つ韓国サッカー界だけに、アジア大会での優勝は至上命令となっているようだ。それは、選ばれた23人を見ればわかる。

 

 国内組14人、海外組9人で構成された韓国。アジア大会での男子サッカーは、U-23代表で争われるが、大会規定で認められるオーバーエイジ(OA)3枠を使ってきた。MFヤン・ヒョンジュン、MFオム・ジソン、DFイ・ギヒョクが名を連ねたが、ヤン・ヒョンジュンとイ・ギヒョクはA代表として北中米W杯にも出場している。

 

「考えうる最強に近いメンバーを選んだと言えるでしょう。ここまでのメンバーを選んだのには、理由があります。この2年ほど、韓国は各世代で日本に敗れ続け、国内では『アジアの盟主を日本に奪われた』と言われています。

 

 だからこそ、4連覇がかかるアジア大会は負けられない。優勝すれば “復権” と捉えられるし、国内にあるマイナスのイメージも払しょくされるでしょう。

 

 そして、最も大きな理由が、アジア大会で優勝すれば徴兵免除となることです。2018年ジャカルタ大会当時、FWソン・フンミンは英・プレミアリーグのトットナムのエースとして活躍していましたが、わざわざOA枠を使ってアジア大会に出場。チームは、みごと決勝で日本を破って優勝し、徴兵免除となりました」(韓国サッカーに詳しい専門誌記者)

 

 現在、韓国代表がアジア大会3連覇を果たしているのも、そうした理由がありそうだ。しかし、「OA枠を使ってまで勝ちにいく姿勢が間違い。それは結果が示している」とサッカーライターが語る。

 

「アジア大会は、U-23の選手プラスOA枠3人が出場可能ですが、日本はU-21の選手で臨み、OA枠は使いません。なぜなら、アジア大会の優勝はもちろん狙いますが、それよりも翌年に控える五輪予選の強化の場と捉えているからです。

 

 2歳上の選手やOA枠の選手と戦うわけですから、劣勢となることも多い。事実、前回の2023年杭州大会決勝では “年上” の韓国に1−2で敗れました。

 

 しかし、翌年のパリ五輪アジア最終予選を兼ねた『AFC U23アジアカップ カタール2024』で日本は優勝し、パリ五輪出場権を獲得。一方の韓国は準決勝で敗れ、出場権を逃しています。

 

 アジア大会でしっかりと強化して出場権を得た日本と、目先の優勝にとらわれ、強化できずに五輪を逃した韓国。その差がはっきりと表れたのです。

 

 今回のアジア大会のメンバー選考を見る限り、韓国に『あのときの反省はない』と感じざるを得ませんでした」

 

 アジア大会への姿勢を見る限り、“アジアの盟主” の座は、しばらく日本のものとなりそうだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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