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シドニー五輪・競泳「源純夏」徳島でライフセーバーに
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.02 09:00 最終更新日:2018.06.02 09:49
2000年、シドニー五輪。競泳女子メドレーリレーの日本チームには、中央大学水泳部の選手が3人いた。背泳ぎの中村真衣、平泳ぎの田中雅美、そして自由形の源純夏だ。
源がこう話す。
「3人とも、4年前のアトランタ五輪に出ていましたが、成績はいまひとつでした。シドニーでは絶対メダルを持ち帰るぞ、という気持ちで結束していました」
銅メダルを獲得、リベンジを果たした。
それから18年。源は小松に姓が変わり、徳島市に住んでいる。夫は外資系金融マンだ。
「7年前、ライフセービングに出会いました。当時、県にはライフセーバーがいなかった。多くの方に支えられてきた水泳人生。そろそろ、社会貢献で恩返しをしようと思ったんです」
2012年、発起人となって徳島ライフセービングクラブを設立。いまは約30人のメンバーがいる。
「海水浴場での事故原因のトップは飲酒。海では、お酒は控えめに!」
みなもとすみか
1979年5月2日生まれ アトランタ、シドニー五輪に出場。現在、徳島県水泳連盟理事。徳島市郊外の小松海水浴場を中心にライフセービング活動に取り組む
(週刊FLASH 2018年5月8・15日合併号)