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FIFA会長、2030年W杯「出場国64」に前向き姿勢も選手に対する不安の声…商業主義で“第二”のハーランド誕生の懸念

スポーツ 記事投稿日:2026.07.14 20:40 最終更新日:2026.07.14 20:44

FIFA会長、2030年W杯「出場国64」に前向き姿勢も選手に対する不安の声…商業主義で“第二”のハーランド誕生の懸念

FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長(写真・アフロ)

 

 北中米W杯もいよいよ残すところ、準決勝、3位決定戦、そして決勝戦を残すのみとなった。準決勝の組み合わせはスペイン(2位)対フランス(3位)、イングランド(4位)対アルゼンチン(1位)と、FIFAランクが1位から4位となる珍しい結果に。しかも4カ国とも優勝経験国だけに、ファンが待ち望んだ組み合わせとなっている。

 

 ところがいざピッチを離れると、今大会には様々な問題が発生していた。出場国が32から48にまで増えたことで、予選ラウンドの試合の質に疑問を持つ識者は多かったという。

 

「今大会、アジア勢は過去最大の9カ国が出場しました。序盤の戦いこそ健闘しましたが、これまでアジアのサッカーを牽引してきた韓国が予選グループ敗退。ラウンド32に進んだのは日本とオーストラリアだけで、両国とも敗れたため、ラウンド16に進んだアジア勢は皆無となってしまいました。FIFAの関係者から『今後、アジア枠8.5を検討するべきではないか』といった意見が出だしており、当然の流れでしょうね。出場国が増えたことの“弊害”でしょうか」(サッカーライター)

 

 物議を醸しているのは、選手のことだけではない。

 

「フランス対パラグアイの一戦で、ウズベキスタン人のイルギス・タンタシェフ主審の笛はひどすぎました。タンタシェフ主審は、パラグアイの選手がフランスのFWキリアン・エムバペを殴る姿を目の前で見ていながらノーリアクション。ほかにもあと2回ほど一発レッドに該当する悪質なプレーがパラグアイにありましたが、これまたスルー。しかもパラグアイは悪質なファールを繰り返しながら、イエローカードがまさかの0枚。この主審は『レベルが見合っていない』と酷評されました」(同前)

 

 そして、次回の大会以降もこれらの問題は頻発するかもしれない。

 

 7月12日、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、スイスメディアから「(次回は100周年大会なので)出場チーム数を64に増やすべきだという声も上がっている」と話を振られると、“待ってました!”とばかりに「それは間違いなく、今回のワールドカップ終了後に、関連委員会で検討・議論される課題となるだろう」と前向きな姿勢を示した。取材に対して、「48カ国でおこなわれている今大会は、大成功だ」とも明かした。

 

 だが、X上では、ファンや選手は大反対の姿勢を崩さない。

 

《どうやらFIFAはサッカー市場の拡大しか念頭になく、超大国のインドと中国が参加できるようになるまでW杯参加国を拡大するのだろう》

 

《いくら記念大会とはいえ、64ヶ国なんかにしたら、W杯の意味ないんよ。 確かに今回、初出場組が盛り上げたとこはあるけど、48が限度よ。 出来れば32ヶ国に戻して欲しいかなー》

 

《ビジネスファーストをとるか、選手ファーストをとるか!》

 

 選手や関係者からも反対の声は多い。

 

「最近の選手はリーグ戦、カップ戦、代表戦と試合数の増加に悩まされています。多い選手で70試合以上こなす選手もいます。ノルウェー代表のFWアーリング・ハーランドは、イングランド戦の延長後半に途中交代していますが、太もも裏の張り以外にも連戦により体調不良が判明しています。各国のエース級は、同じようにオーバーワークに悩んでいるんです。出場国が48から64に増えるなら、試合数も当然増えて、さらに選手への負荷がかかっていきます。そんななか、商業主義でまだ試合を増やすとするなら、次回大会でも体調を崩す“第二、第三”のハーランドが出てくるでしょう。」(同前)

 

 このまま“トップ”の意見に流されていたら、「W杯は世界一を決める大会ではなく、選手を壊す大会になりかねない」のではないだろうか。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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