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【W杯】FIFA会長、「64か国構想」の暴走と“拝金主義”に危惧…決勝では30分のハーフタイムが選手に逆効果の指摘も

スポーツ 記事投稿日:2026.07.16 20:21 最終更新日:2026.07.16 20:21

【W杯】FIFA会長、「64か国構想」の暴走と“拝金主義”に危惧…決勝では30分のハーフタイムが選手に逆効果の指摘も

FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長(写真・ロイター/アフロ)

 

 W杯史上初となるカナダ、アメリカ、メキシコの3カ国で開催された北中米W杯も、残すところフランス対イングランドの3位決定戦、そしてスペイン対アルゼンチンの決勝戦のみとなった。各地で盛り上がりを見せているが、ピッチを離れたところでは様々な問題が起こっている。なかには、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長主導によるものもあるというから穏やかではない。

 

 大きな議論となったのは、次回の2030年大会はW杯誕生100年ということもあり、現行の48カ国開催から64カ国開催へと出場国の大幅増を示唆したのである。

 

 さらには今大会の決勝戦のハーフタイムでは、通常の15分休憩から30分休憩へと延ばすというのだ。

 

「まず出場国の増加ですが、たとえば2022年カタールW杯のときは32カ国参加の試合総数は64試合でした。でも、北中米W杯は16カ国増の48カ国開催ですので、試合総数は104試合と大幅に増えました。

 

 それが64カ国になると試合総数は128試合となり、カタールW杯のときの倍になるわけです。2030年W杯は、6月8日から7月21日にかけて開催される予定。酷暑の中で長期にわたっておこなわれるわけですから、勝ち残ったチームの選手ほどコンディションが心配になってきます。

 

 今大会の準々決勝でノルウェー代表のFWアーリング・ハーランドは途中交代しました。当初は軽い肉離れと見られていましたが、じつは体力面で限界だったとも言われています。あの“怪物FW”でさえ酷暑は無力化してしまうわけです。

 

 トップ選手のなかではリーグ戦、カップ戦、そして代表戦と年間で70試合以上出場しますので、さらにW杯で試合数が増えれば、肉体的に大きなダメージを与えることになるでしょう。インファンティーノ会長は『多くの国にチャンスを与えたい』と言っていますが、『いちばんの目的は、FIFAの財政を潤わせることではないか』という批判も受けています」(サッカーライター)

 

 決勝のハーフタイムでは、コールドプレイのクリス・マーティン監修のもと、ジャスティン・ビーバー、シャキーラ、BTS、マドンナらがショーを繰り広げるということだが、これだけのメンバーがそろって30分で収まるのかも危ぶまれている。

 

 また、ハーフタイムが現状の15分から30分になることで「多く休めるからいいのでは」といった声も聞こえてきそうだが、そうとも言えない。

 

「暑いピッチ上からクールダウンも兼ねてロッカールームに入るわけですが、あまり長くいると体を冷やすことにもなりかねない。かえって体が動きにくくなることもあるとされており、賛否両論が寄せられています。

 

 そもそも国際サッカー評議会(IFAB)の競技規則では、ハーフタイムは15分を超えてはならず、延長は主審の許可がある場合に限られる、とされています。

 

 にもかかわらず、2024年のコパ・アメリカ決勝では、シャキーラがハーフタイムショーに26分間を擁し、試合への悪影響を指摘されました。昨夏のクラブW杯決勝でも約24分間のハーフタイムショーを実施しています」(前出・ライター)

 

 インファンティーノ会長は2022年カタールW杯のとき「私はカタール人、アフリカ人、アラブ人、同性愛者、障害者、そして移民労働者の気持ちを抱き、この場に立っている」と挨拶しましたが、“選手”とは一言も発しなかった。大一番を前に、会長の“選手ファースト”の気持ちが試されている。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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