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【北中米W杯】アルゼンチン代表、準決勝勝利後に“政治的発信”で決勝出場停止の可能性…“因縁”イングランドとの対戦で乱闘寸前

スポーツ 記事投稿日:2026.07.17 17:50 最終更新日:2026.07.17 17:51

【北中米W杯】アルゼンチン代表、準決勝勝利後に“政治的発信”で決勝出場停止の可能性…“因縁”イングランドとの対戦で乱闘寸前

“政治的発信”が書かれた横断幕を掲げるアルゼンチン代表(写真・JMPA)

 

 北中米W杯準決勝、アルゼンチン(FIFAランク1位)対イングランド戦(同4位)における“試合内外”の対立が、大きな議論を呼んでいる。

 

 試合はアルゼンチンが2-1と逆転でイングランドを退け、2大会連続で決勝に進んだ。FIFAランク上位同士の戦いだけに、「さすが!」と唸るプレイもあったが、両チームとも相手を止めるためには反則を辞さない削り合いが多々あったことは事実だ。両国には古くから“因縁”があるからだ。

 

「古くは1966年イングランド大会の準々決勝にさかのぼります。当時は、『タックルはボールではなく脚を狙っていた』といわれるくらいラフプレーの連続でした。アルゼンチン代表のアントニオ・ラティン主将は非紳士的行為で退場となったが、当時はいまほど厳格にレッドカードを出さなかっただけに、いかにひどい反則だったかがわかります。そして、“愛弟子たち”を削られまくったイングランドのアルフ・ラムゼイ監督は、アルゼンチンイレブンに対し『アニマル!』の言葉を投げつけました。

 

“因縁”はここから始まったとされ、W杯で対戦するたびに“事件”は起こってきました。1986年メキシコ大会ではディエゴ・マラドーナが“神の手ゴール”と、W杯史上最高の“5人抜き”ゴールを決めました。1998年フランス大会ではデビッド・ベッカムがディエゴ・シメオネの狡猾な演技の前に退場処分。一人少なくなったことでイングランドは敗北となりました。試合後には、ベッカムに対し、『10人の勇敢な獅子と1人の愚かな若者』と戦犯扱いばかりか、殺人予告までに発展してしまうほどでした」(スポーツ紙記者)

 

 そしてW杯では24年ぶりの一戦であったのが15日の準決勝だ。

 

 諍いは、キックオフ前の国歌斉唱でいきなりスタートした。イングランドの国歌が流れると、スタンドを埋め尽くしたアルゼンチンサポーターが大声で歌い始め、国歌演奏を妨害する事態が発生したのだ。

 

 試合でもボールに関係ないところで、目を覆いたくなるような光景が多発する。アルゼンチンに同点ゴールを決められ、悔しさのあまりピッチにパンチを繰り返したGKジョーダン・ピックフォード。すると、アルゼンチンのDFクリスティアン・ロメロは「ざまあみろ!」とばかりに言葉を投げかけた。もはや、大乱闘になってもおかしくない状況だった。

 

 そして、試合終了の笛と同時に、戦いの場は“場外乱闘”へと移行。ところどころにできたアルゼンチンイレブンによる歓喜の輪。そこにイングランドのMFジュード・ベリンガムが近づくと、いきなりMFバレンティン・バルコの後頭部を平手打ち。両軍入り乱れての乱闘となることは必然だった。

 

 アルゼンチンも負けてはいない。GKピックフォードを挑発したロメロら数人の選手がピッチ上で横断幕を掲げた。そこには「Las Malvinas son Argentinas(マルビナスはアルゼンチン領)」と書かれていた。

 

「FIFAは選手による政治的メッセージを禁止していて、調査に乗り出す可能性は十分あります。2012年ロンドン五輪の男子サッカー3位決定戦で、韓国が日本を下して3位となったのですが、試合後に韓国の朴種佑(パク・ジョンウ)が『独島(竹島)はわが領土』の横断幕を掲げてビクトリーランをおこなったんです。国際オリンピック委員会(IOC)はすぐさま対応し、朴種佑をメダル授与式に出席させませんでした。その後、FIFAの真相調査を経て3500スイスフラン(当時のレートで29万8000円)の罰金とともにAマッチ2試合出場停止処分が下されました。

 

 となれば、ロメロら横断幕を掲げた選手には、決勝での出場停止の処分が下されることは十分ある。それは、暴行を働いたベリンガムにも当てはまります」(サッカーライター)

 

 軽率な行動が3位決定戦、そして決勝の出場停止につながるとしたら、大幅な戦力ダウンは必至。国民にどうやって謝罪するつもりなのだろうか。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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