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新体操「坪井保菜美」ホームシックで全身に蕁麻疹の過去

スポーツ 投稿日:2018.06.06 11:00FLASH編集部

新体操「坪井保菜美」ホームシックで全身に蕁麻疹の過去

 

 新体操団体の日本代表は、全国から選ばれた選手が寮生活で練習し、絆を深めていく。2006年にこの制度が始まったときの一人が、高校2年生の坪井保菜美だった。

 

「3LDKの部屋に3人一組の寮生活。通信制高校に転入し、朝から晩まで8時間の練習で、ついていくのに必死。炊事洗濯も初めてで、毎日ホームシック。ある夜、背中がかゆくて眠れず、顔が真っ赤。全身に蕁麻疹が出ていました」

 

 練習が実を結び、北京五輪に出場。

 

「五輪では体が勝手に動くような感覚があり、踊ることが楽しいとさえ感じました。ところが演技終盤、チームにミスが起こってしまい……。

 

 団体の難しさをあらためて知りました。終了後は、フロアが真っ黒な穴に見えました。あの悔しさが翌年、世界選手権の4位入賞につながったと思います」

 

 現在は、子供に新体操を教えるほか、ヨガのインストラクターもしている。

 

つぼいほなみ
1989年4月5日生まれ 5歳から新体操を始め、2008年北京五輪に出場(団体)。引退後はヨガインストラクターの資格を取得。「タレントの仕事にも興味があります」

(週刊FLASH 2018年5月8・15日合併号)

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