
最多安打のタイトルを9本差で追うロッテの西川史礁(写真・共同通信)
千葉ロッテマリーンズが、怒涛の“12連戦”に突入している。9月25日の西武戦から、シーズン最終戦となる10月4日の楽天戦まで、休みなしの強行日程だ。
日本プロ野球の最多連戦記録は1978年、日本ハムの20連戦。ただ、ドーム球場の増加で雨天中止の再試合が減ったことや、選手への負担軽減で余裕のあるスケジュールを組むため、10連戦を超えるスケジュールは少なくなっている。近年では2018年、阪神が9月26日から10月9日まで14連戦したことがある。この年は西日本豪雨や台風の影響で、甲子園での雨天中止が17回もあった。
かつてはダブルヘッダーが組まれることも多かったが、日本では1998年に行われたのが最後となっている。その理由は、ドーム球場の増加や、球団の減収(1試合分のチケットで2試合をおこなうため)となるためとされている。
ロッテとしては、1984年8月の13連戦以来となる長期連戦。本拠地のZOZOマリンスタジアム(千葉県千葉市)には屋根がないため、天候の影響を受けやすい。今季のZOZOマリンでの中止試合とその振り替えは、以下の7試合だ。
4/23 オリックス戦→9/22に振り替え
6/20 楽天戦→10/4に振り替え
6/26 ソフトバンク戦→10/2に振り替え
6/27 ソフトバンク戦→10/3に振り替え
8/22 日本ハム戦→10/1に振り替え
9/20 西武戦→10/5に振り替え
9/21 西武戦→10/6に振り替え
このうち、6月26日・27日、9月20日・21日は、いずれも台風によるもの。2026年は台風の関東地方への接近・直撃が相次いでおり、その影響をモロに受けているわけだ。
そして、パ・リーグのCS(クライマックスシリーズ)のゆくえもこの“振り替えシリーズ”にかかっているのだ。
「ロッテ自身はすでにCS進出の可能性が消滅していますが、9月28日以降、日本ハム戦は2試合(9/28、10/1)、西武戦も2試合(10/5・6)を残しています。9月27日時点で2位・西武と3位・日本ハムは1.5ゲーム差。ロッテがその命運を握っている状況です」(スポーツ紙記者)
まさに”ジョーカー”といえる存在となっているのだ。また、ロッテの残り試合が多く、個人タイトルもまだわからない状況だ。
「9月27日終了時点では、投手のセーブ数は、オリックスのマチャドが35でトップ。ロッテの横山陸人が33です。ホールドポイントはロッテの鈴木昭汰が37でトップ。ソフトバンクの松本裕樹が36で2位です。
打者部門では、安打数のトップがオリックスの西川龍馬で154安打。ロッテの西川史礁が145安打で9本差。二塁打はソフトバンクの近藤健介とオリックス西川が31本でトップ。ロッテ西川が3本差の28本です」(同前)
9月27日終了時点での残り試合数はロッテが9。ソフトバンクが4、オリックスが2。
最後まで見逃せない試合が続きそうだ。
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