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【サッカー日本代表】ベネズエラに劇的勝利も「交代枠使い切り」数的不利に「采配ミス」指摘する声…アジアカップ後の新戦力に尽きぬ不安

スポーツ 記事投稿日:2026.09.29 17:40 最終更新日:2026.09.29 17:44

【サッカー日本代表】ベネズエラに劇的勝利も「交代枠使い切り」数的不利に「采配ミス」指摘する声…アジアカップ後の新戦力に尽きぬ不安

試合終盤のPKを決めて劇的勝利を決めたFW上田綺世(写真・共同通信)

 

 9月28日、「キリンチャレンジカップ2026」日本対ベネズエラ戦がエディオンピース・ウイング広島でおこなわれた。日本は終了間際、この日2ゴールめとなるFW上田綺世のPKが決まり、劇的勝利。これで北中米W杯後は2連勝となった。

 

 9月24日におこなわれたウルグアイ戦からは、フォーメーションの3-4-2-1は変えなかったが、先発は10人も変更した。そのなかでGK小久保玲央ブライアン、右ウイングバック中野就斗、MF熊坂光希、MF齋藤俊輔が初代表となった。

 

 立ち上がり6分、MF熊坂が左足に違和感を訴えてプレー続行が不可能に。そうしたアクシデントがありながらも、日本は徐々に主導権を握っていく。ただし、シュートチャンスもありながら決めきることができず、逆に前半終了間際には連続してピンチに見舞われた。

 

 GK小久保を中心とした粘り強い守備で、0-0のままハーフタイムを迎えたが、不安の募る45分間だった。日本は後半スタートから5人を替え、ベネズエラへのプレッシャーをさらに強めていく。ピッチに入ったのはGK鈴木彩艶、MF田中碧、MF伊東純也、MF久保建英、FW上田と、北中米W杯のレギュラー組だった。

 

 そして、この交代の効果は抜群だった。

 

「前半だけで替えられた選手たちには相当ショックな結果となったでしょう。45分しか与えられなかったうえ、北中米組が5人入ったことで、一気にリズムが日本へと変わりましたから。

 

 先制点は奪われましたが、試合を支配したのは日本。前後半で日本は別のチームとなりました。前半、トップの位置に入ったFW後藤啓介ではボールが収まらなかったわけですが、後半の上田はプレーに余裕があり、ボールを収めることができる。

 

 すると、周りが上がっていく時間を作れた。結果、日本の特長である中盤でのダイレクトを入れたパスワークが機能していったわけです。

 

 個人ではMF伊東が別格のプレーを見せました。主戦場の右ではなく左のシャドーでしたが、この日は突破よりもパスで違いを見せつけ、FW上田の同点ゴールへのアシストは見事でした。すでに33歳ですが、『まだまだ若手にはポジションを譲らない』という気迫が見れました。

 

 ただ、逆に伊東のポジションを『獲ってやる!』といった気概のある選手がいなかったことが残念です。北中米W杯の主力はさすがのプレーを見せ、W杯控え組と新たに選ばれた選手たちとは、まだ相当な差が見えました。アジアカップ後に大岩剛監督に引き継ぐわけですが、新戦力に対する不安は拭えませんね」(サッカーライター)

 

 試合終盤の83分にはちょっとしたアクシデントに見舞われた。DF渡辺剛が足を痛めて座り込み、ベンチに交代を要求するほどだった。一度は立ち上がってプレーの意志を見せるも再び座り込む。しかし、ベンチは動くに動けなかった。

 

 なぜなら、この時点で日本は交代枠を使い切っていたため、渡辺の代わりの選手をピッチに送り出すことができなかったからだ。渡辺はプレーできずにピッチを出たため、日本は残り時間を1人少ない数的不利を強いられる形になった。

 

「この時点では1-1の同点でしたからね。親善試合とはいえ、もしものときのため、交代枠は1つ残しておくのが鉄則なんですが。明らかに森保一監督の采配ミスです」(前出ライター)

 

 試合後の勝利監督インタビューで、森保監督は「予期せぬ退場で数的不利になりましたが、粘り強く戦い抜き、切り替えてくれて、ホームで勝ちたい気持ちを出してくれた」とチームを讃えた。

 

 だが、予期せぬ退場に対処できなかったのは、自身の采配。来年1月に開催されるアジアカップに向け、課題の残る采配となったことは確かだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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