
髙橋塁(写真・アフロ)
9月29日、SVリーグ男子・サントリーサンバーズ大阪の髙橋塁がInstagramとXを更新。「ご報告」と題した文書をアップし、自身が同性愛者であることを公表した。
《僕は幼き頃から、自分自身のある一面について向き合うことを恐れ、悩み、自分自身を否定していました。それは、僕がゲイであり、セクシュアルマイノリティの一人であるということです》と明かし、公表に至った経緯については、弟の髙橋藍と同じチームで2年間過ごし対話をしたことで、《初めて自分自身を認めることができました》《自分の気持ちを言語化することで心を整理することができ、少しずつ「ありのままの自分でいい」と思えるようになりました》と説明している。
公表のタイミングについては、10月からSVリーグのシーズンが始まる前に《自分自身の言葉で伝えておきたい》と考えたという。
そして、同じ悩みを抱える人たちに対して《僕が自分自身と向き合い、自分の言葉で伝えることが、少しでも何かのきっかけになれば嬉しく思います》とメッセージを送っている。
「髙橋選手は京都府出身の26歳。2歳下の弟・藍選手は日本代表のスター選手です。バレーボールを始めたきっかけは、8歳のときテレビで日本代表だった栗原恵選手をみて『この人みたいになりたいと、ビビッときた』からだそうです。
現在の爆発的なバレーボール人気において、弟の藍選手の存在は、最大の起爆剤といっていいでしょう。世界トップクラスの実力にモデル級のルックスが加わり、日本のみならず世界中にファンがいます。2024年にイタリアのセリエAから、兄の塁選手と同じサンバーズに加入。兄弟でともに戦う姿は大きな注目と反響を呼びました。ファンからは『らんるい』と呼ばれ、2人の仲の良さは有名です」(スポーツライター)
社会現象とも言える男子バレー人気のためか、Xでは「同性愛者」「カミングアウト」がトレンド入り。《公表する勇気、支持します》などと多くのエールが寄せられている。
そのなかには
《私は中国人です。私の国では、ゲイであることは簡単に差別を受けやすく、結婚もできません。勇敢な人がどんどん増えて、私たちにこの自由と権利を得られるようになることを願っています。ありがとう!》
といったメッセージも見られた。
今季からポーランドリーグに挑戦中の藍も、異国の地から兄の決断を応援していることだろう。
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