スポーツスポーツ

良馬場わずか16レース…過去4年との徹底比較で分かった“35日連続の雨”が「中山競馬」馬券に与えた影響

スポーツ 記事投稿日:2026.09.30 18:51 最終更新日:2026.09.30 18:51

良馬場わずか16レース…過去4年との徹底比較で分かった“35日連続の雨”が「中山競馬」馬券に与えた影響

9月27日、稍重の馬場でおこなわれたGI・スプリンターズSで勝利した岩田望来(みらい)騎手(写真・共同通信)

 

 長雨が続く関東地方。東京は9月30日で35日連続の雨となり、観測史上最長記録を更新している。この雨は、競馬にも大きく影響している。

 

 千葉県船橋市の中山競馬場では、9月5日から27日までの開催日9日間で、計108レースがおこなわれた。障害を除く103レースでの馬場状態の内訳は「良」が16レース、「稍重」が24レース、「重」が49レース、「不良」が14レースだった。1日の全レースが良馬場でおこなわれたのは9月19日だけだったが、この日の天候も雨だった。

 

 2026年が、いかに良馬場が少なかったのか、2022年以降の秋の中山開催(障害レース除く)で比べてみるとはっきりする。

 

【2022年】良=64レース 稍重=14レース 重=14レース 不良=12レース

【2023年】良=71レース 稍重=16レース 重=15レース 不良=3レース

【2024年】良=104レース 稍重=なし 重=なし 不良=なし

【2025年】良=74レース 稍重=15レース 重=9レース 不良=5レース

 

 続いて、この馬場状態が馬券にどんな影響を与えたのか検証してみたい。2022年以降の秋の中山開催で、馬券配当の平均を比較してみよう。各年ごとの配当を「単勝・馬連・馬単・3連複・3連単」の順番で並べてみると、

 

【2022年】924円・4303円・8795円・1万3583円・8万3083円

【2023年】998円・4722円・9064円・9064円・1万5387円・9万2115円

【2024年】1008円・4720円・9999円・1万5233円・8万7939円

【2025年】814円・5643円・1万770円・1万9348円・11万7914円

【2026年】1181円・8397円・2万6708円・4万6722円・59万2359円

 

 2026年だけ、突出して高いことがわかる。

 

「9月6日、中山の第7レースは3連単配当が5294万8520円という大波乱で、JRAの3連単では歴代2位となる高額配当でした。勝った馬は18頭中17番人気で、単勝は2万4490円。2着は15番人気で、馬単の187万6620円はJRAの最高記録を更新しました。芝の2000m戦で、馬場状態は重。勝った馬は逃げ切り、2着も先行したまま粘り込み。人気馬は重い馬場で追い込めず、馬場状態の影響を強く受けたレースでした。

 

 2026年秋の中山の平均配当がこれだけ高くなったのは、この超高額配当の影響もありますが、やはり雨が原因とみていいでしょう。この中山開催で重賞は5レースありましたが、1番人気は全敗で、3着が1回だけでした」(競馬ライター)

 

 稍重の馬場でおこなわれたGIのスプリンターズS(芝1200m)も、9番人気のピューロマジックが逃げ切り、3連単は46万円超の波乱となった。

 

「人気馬が力を出し切れず、道悪の巧拙が勝負を分けることが多く、馬券的には難解なレースが続きました。穴党にとってはよかったかもしれないですが、やはり良馬場でのレースのほうが予想はしやすいですね」(同前)

 

 10月3日からは東京競馬場での開催となり、関西は阪神から京都に舞台が移る。そろそろ秋晴れの下で競馬を楽しみたいものだ。

12

出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

スポーツ一覧をもっと見る

今、あなたにおすすめの記事

関連キーワードの記事を探す