
オリックス・バファローズの野上士耀選手(写真・時事通信)
9月30日、プロ野球オリックス・バファローズが、ドラフト7位ルーキーの野上士耀(しきら)選手が亡くなったと発表した。同日19時半からは、小浜裕一球団本部長が京セラドーム大阪で会見をおこない、経緯を説明。「事件性はないとうかがっている」と話しつつ、死因や詳細な状況は非公表とした。
「野上選手は愛知県出身の19歳。明秀学園日立高等学校(茨城県)では2025年8月、夏の甲子園に出場し、同年のドラフト会議でオリックスからドラフト7位指名を受けました。高校通算15本塁打の長打力と強肩を評価されており、今季は1軍出場はなかったものの、2軍戦32試合に出場。高卒1年めですが、小浜本部長も『いちばん下で、どんどん力をつけてほしいと期待していた』と話した有望株でした。オリックスだけでなく、野球界全体に衝撃が走っています」(スポーツ紙記者)
野上選手は大阪市にあるオリックスの選手寮「青濤館」で生活していた。30日の朝、7時半の点呼の際に連絡が取れず、午前7時45分に寮職員がマスターキーで解錠したところ、自室で倒れているのを発見。消防署に通報し、駆けつけた消防隊員によって午前8時に死亡が確認されたという。
「当日は杉本商事バファローズスタジアム舞洲で、阪神との練習試合が予定されており、野上選手も出場予定でした。この件を受け、練習試合は中止となっています。死因について小浜本部長は『ご家族のご意向もあり、非公表とさせていただきたいと思います』として『本当に残念でなりません。野上選手のご冥福をお祈りしますとともに、生前、野上選手に温かいご声援を送っていただいたファンのみなさん、関係者のみなさんにも感謝申し上げたいと思います』と涙を流しました」(同前)
まだ19歳、プロに入って1年め。前途洋々の若者の早逝にSNSでも《残されたご家族のことを考えたら本当にやるせない》と悲痛なポストが多く書き込まれているほか、球団に所属するほかの選手へのメンタルケアを求める声も聞かれる。
「10月1日の全体練習も自主練習に切り替え、岸田護監督は選手たちのメンタル面を考えての措置だったことを明かしています。練習前には選手全員で黙とうを捧げました」(同前)
突然の訃報に、ファンも悲痛にくれている。
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