
ヒットを放った小園海斗(写真・馬詰雅浩)
広島東洋カープは、10月1日、小園海斗、矢野雅哉、田村俊介、前川誠太の4選手と来季の契約を結ばないことを発表した。球団は、いわゆる “ゾンビたばこ(エトミデート)” をめぐる一連の報道で揺れていた。昨季の打撃2冠に輝き、今年のWBC日本代表にも選ばれた小園への異例の通告に衝撃が広がるなか、取材時の受け答えにも厳しい視線が向けられている。
同日、報道陣の取材に応じた小園は、球団から「信頼できない」 と言われたことを明かした。その判断については仕方がないと受け止め、驚きはなかったという。
「小園選手は『いいところでやらせてもらったので感謝しかない』などと話しましたが、4分ほどのインタビューで『そーすね』と聞こえる相づちを少なくとも9回繰り返す淡々とした応対には、戸惑った視聴者もいたようです。
球団から『信頼できない』と告げられた直後ですし、言葉だけでなく伝え方も見られるのは言うまでもありません。現役続行を望むのであれば、次の球団にどう映るかも意識したいところですが、失った信用を取り戻す第一歩としては、物足りない受け答えだったという印象です」(スポーツ紙記者)
実際、映像の公開後、Xでは
《なんやこの態度》
《反省とか悪いと思って無さそうと思った》
などの厳しい声もあがっていた。ただ、相づちは口癖とも考えられ、言葉遣いや話し方だけで反省の有無を判断することはできない。また、今回の戦力外通告は、薬物使用が確認された結果ではない。
「鈴木清明球団本部長は、内部調査では、現時点でエトミデートを使用した事実を確認できていないと説明しました。そのうえで、一連の報道や選手への聞き取りを踏まえ、来季以降の信頼関係を築くことが難しいと判断したことを明かしています。
小園選手も同日、Instagramで声明を発表。私生活での軽率な行動や一連の報道によって、球団関係者やファンらに迷惑と心配をかけたことを謝罪しました。
一方、違法薬物の使用・所持や反社会的勢力とのつながりについては、過去も現在もいっさい関与していないと否定。さらに、疑念を抱かせる交友関係や不用意な行動について、プロアスリートとしての自覚を欠いていたと反省。野球と向き合い、失った信用を取り戻していく意向をつづっています。
声明で示した反省を、今後の振る舞いでどこまで裏づけられるかが問われます」(同)
昨季は首位打者と最高出塁率の2冠を獲得し、今年3月にはWBCの舞台にも立った26歳。実績を重ねてきた選手だけに、残念な結果になってしまった。
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