大谷翔平と佐々木朗希
10月5日(日本時間、以下同)におこなわれたナ・リーグの地区シリーズで、ブルワーズがパドレスにサヨナラ勝ち。第1戦からの連勝で、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。
同日、ドジャースも地区シリーズ第2戦をおこない、ブレーブスに3対2で敗れ、対戦成績は1勝1敗となった。
今季のオールスター後(後半戦)、ブルワーズは44勝22敗で、勝率は.667。MLB30チームのトップだった。このチームの勢いが、ポストシーズンの勝敗を分けるのだろうか?
「統計学的には、後半戦の勢いとポストシーズンを勝ち抜くことの相関関係は、ほとんどないとされています。短期決戦を勝ち抜くのに最も大事なのは投手力。具体的には、2人以上の絶対的な先発と、安定したブルペン陣です」(スポーツライター)
仮に、リーグ優勝決定シリーズでドジャースとブルワーズが対戦した場合、有利なのはどちらか。
「ブルワーズの絶対的なエースは、今季のサイ・ヤング賞獲得が決定的なミザロウスキー。ブルワーズにはほかにも11勝で防御率2.47のヘンダーソン、同じく11勝で141奪三振のハリソンという強力な先発投手がいます。ドジャースにもスクーバルや山本由伸、スネルがいますが、大谷の登板がないことを考えると先発全体では互角か、ブルワーズがやや有利でしょう。
ブルペンも、30セーブを挙げたクローザーのメギルや、防御率1点台のウリベなど強力です。この投手陣を擁し、逃げ切る形がブルワーズの必勝パターンです。
対するドジャースのブルペン陣ですが、確実性では明らかにブルワーズの方が上だとされています。佐々木朗希がポストシーズンではリリーフに回っていますが、10月5日の登板では3四死球で満塁というピンチを招いたように、やはり安定感に欠ける印象です」(同前)
2025年のリーグ優勝決定シリーズでドジャースとブルワーズは対戦し、ドジャースが4連勝でリーグ優勝を果たした。その時はスネル、山本、グラスナウ、大谷翔平という先発投手陣が、ブルワーズ打線を完全に抑え込んだのだが……。
「去年の再現とはいかないでしょう。今季ドジャースはブルワーズと7回対戦し、3勝4敗と負け越しています。ドジャースが勝つには、打ち勝つしかないと思いますが、大谷の不調はあまりにも痛い。
そして最大の敵は、剛腕ミザロウスキー。ブルワーズがリーグ優勝決定シリーズに進出した場合、初戦での先発が確実視されています。今季ミザロウスキーは8月のドジャース戦で先発し、6回で5安打、1失点と強力打線を封じ込めています」(同前)
短期決戦における初戦の重要性はいうまでもない。ドジャースは3連覇を目指すワールドシリーズまでたどり着けるだろうか――。
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