
シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆(写真・アフロ)
シカゴ・ホワイトソックスの快進撃が止まらない。昨季まで3年連続で100敗以上したチームは、ア・リーグ中地区でクリーブランド・ガーディアンズと最終日まで優勝争いを演じた。最終的にはまくられて2位となったが、ポストシーズン(PS)出場が決定。3季連続で100敗以上を喫した球団が翌シーズンにPSに出場する史上初めてのチームとなった。
PSに入っても好調が続いている。ヒューストン・アストロズとのワイルドカードシリーズ(WCS)ではあっさりと2連勝し勝ち抜けた。続くディビジョンシリーズ(DS)では宿敵のガ軍と対決。シーズンでは敗れたが、DSでは敵地で2連勝し、ア・リーグチャンピオンシップシリーズ(ALCS)進出に王手をかけている。
村上宗隆の快打もあり、ホ軍はここまでPSで4戦4連勝としているが、興味深いデータがある。
まず、WCS第1戦で先発したのはヘーゲン・スミス投手だが、この日はブルペンデーということもあり投球回数は3回に留まった。第2戦先発のショーン・バーク投手はローテーション投手も4回まで。続く、ディビジョンシリーズ(DS)第1戦でも再びスミス投手が先発し、イニング数は前回より短くなり、2回2/3。そして第2戦は横浜DeNAでのプレー経験もあるアンソニー・ケイ投手。この日はさらに早め早めの交代だったので、ウィル・ベナブル監督はわずか1/3イニングで替えてしまった。ようするに誰一人として先発投手として勝利投手の権利を得る5回を投げ切っていないのだ。それでもチームは4連勝し、しかもすべて敵地での試合というから恐れ入る。
「白星がすべてリリーフした投手に付くというのは、PSでは初めてのことなんです。派手さはありませんが、ホ軍の4連勝は“神がかり”としてファンの間では受け入れられています。
それは、あるご利益からきているとシカゴでは評判です。というのも、ローマ教皇のレオ14世が筋金入りのホ軍ファンということ。2025年5月に教皇選挙(コンクラーベ)で選出されたレオ14世は、シカゴ出身です。ローマ教皇となる前には球場でよく観戦し、2005年のワールドシリーズ制覇を果たしたときには、第1戦を球場で観戦していたそうです。就任後もバチカンでホ軍の帽子をかぶる姿も目撃されたこともありました。ホ軍の快進撃は“神のご加護”として評判となっています」(現地記者)
レオ14世が、さらに快進撃を後押しするような行動に出たのは、WCS前のことだった。
「レオ14世から球団宛てに手紙が届いたというのです。8月11日にホ軍がローマ教皇を称えるセレモニーを開催したため、それについてのお礼とともに、『ホワイトソックスには今後も、人々の間に団結と友情をもたらし、平和のもとに共に生き、働くことが可能だということを示してくれることを心から願います。みなさんと、みなさんが愛する人々に、全能の神からの豊な祝福が注がれることを切に願っています』と綴られていたといいます。この手紙にナインが鼓舞された結果の快進撃でもあるようです」(同前)
神を味方につけたホ軍はこのまま頂へと駆け上がる。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







