
引退セレモニーをおこなった錦織圭(写真・共同通信)
今季限りでの引退を表明している、元世界ランキング4位の錦織圭。10月6日、現役最後の大会となった「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2026」の会場である東京・有明コロシアムで、最終日の決勝戦の前に引退セレモニーがおこなわれた。錦織選手は1日におこなわれた1回戦でアメリカのフランシス・ティアフォー選手と対戦し、惜しくも敗戦。これが現役最後の試合となった。
2014年の全米オープン男子シングルスで準優勝など、長年にわたって日本テニス界の先頭を走り続けてきた錦織選手。記念すべきプロ生活19年のフィナーレを見届けようと、会場には妻や両親、姉といった家族のほか、数々の激闘をともに乗り越えてきた恩師のマイケル・チャン氏ら豪華な顔ぶれが集結した。さらに、会場の電光掲示板には、宿敵であり良き盟友でもあるノバク・ジョコビッチ選手をはじめ、世界のトッププレイヤーたちからのサプライズビデオメッセージも。これには詰めかけたファンからも大きな拍手が送られ、温かい雰囲気に包まれた引退式となった。
Xには
《錦織圭引退セレモニー。挨拶に笑いながら泣きました。この後、会場で流れた錦織圭の戦績軌跡動画で号泣 マイケルチェンと盛田さんのスピーチ聞いてまた号泣。こんな日本人選手、今後出てくるかな…》
など称賛と惜しむ声が寄せられている。その陰で、ファンや関係者の視線を集めていたのが、妻で元モデルの山内舞さんの存在だった。山内さんにも、《隣に立ててよかったね》といった声が寄せられている。
「山内さんは観月あこの名前で活動していました。約6年の交際を経て、2020年12月に結婚しました。交際を始めた当初は、『モデル出身で、トップアスリートの妻が務まるのか』と、周囲やファンの間では心配する声や反対意見も少なくありませんでした。しかし、山内さんは自身の活動をセーブし、遠征にもたびたび同行。度重なる怪我の療養を陰でずっと支え続けてきました。今では2人の子どもにも恵まれ、さまざまな困難を乗り越えながら、固い絆で結ばれた家族の形を築き上げています」(スポーツ紙記者)
しかし、そうした試練を乗り越えて育んできた夫婦生活に、大きな波紋が広がったのは記憶に新しい。
「2025年6月、腰痛などの療養のために一時帰国していた際、年下モデル女性との密会スキャンダルが『週刊文春』で報じられ、世間を大きく騒がせました。報道を認めた錦織さんは、所属事務所を通じて謝罪と反省のコメントを発表。火消しに追われる事態となりました。それ以降、周囲の反対を押し切ってまで夫を支え続けてきた妻である山内さんとの関係や、その私生活に世間の熱い視線が集まることになりました。それでも、夫の現役生活の終わりという大切な節目にはしっかりと姿を見せ、その引き際を静かに見守り続けていました」(同前)
今後については「これから日本テニス、アジアのテニスがもっと強くなるように、自分もヘルプしたいし、そういう未来をみんなで描けるように助けられたらと思う」と熱く語っていた錦織。世界で培ってきたすべての経験を日本やアジアの後進たちへとつないでほしいものだ。
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