動画配信サービス『Lemino』と総合格闘技団体『修斗』による大会シリーズ「Lemino修斗.9」(@Lemino_officialのXより)
10月19日に後楽園ホールでおこなわれた、NTTドコモの動画配信サービス『Lemino』と総合格闘技団体『修斗』による大会シリーズ「Lemino修斗.9」。その第3試合でおこなわれたライト級・杉本静弥vs鈴木尊の試合で、チョークを極められた杉本選手が窮地を脱するために取った失神フェイント(落ちたフリ)の波紋が広がっている。
「この試合の第1ラウンドで、杉本選手は鈴木選手に胴をロックされたスタンディングの状態から、1分29秒、バックチョーク(リアネイキッドチョーク)を極められます。立ったままチョークを解こうと、後ろ手でもがいていた杉本選手は、数秒後に両腕をだらりと落として“落ちたフリ”をする奇策に出ます。
両腕が落ちたことで杉本選手が失神したと思った鈴木選手は、チョークを解きますが、直後に、これは杉本選手の失神フェイントだったことが判明。絶体絶命の窮地を脱した杉本選手は、そのまま試合を続け、最終的に3ラウンド判定で逆転勝ちしています。
しかし、この試合の切り抜き動画がSNSで拡散されると、杉本選手の失神フェイントに批判的な声が殺到。レフェリーへの否定的な声にくわえ、杉本選手が両腕をだらりとさせた直後に、自身の太ももをポンポンと叩く様子が『タップ』しているようにも見えたことなどにも批判の声が多くあがっていました」(スポーツ紙記者)
こうした声を受けて、杉本は、翌20日にXを更新。《色々思う事はあると思いますが、応援してくれた方々ありがとうございます。そしてよく思われてない方に関しましてはすみません。》とポストしていたが、鳴り止まない批判の声に、改めて声明を出した。
「21日にXを更新した杉本選手は、《長いけど読んでくれたら嬉しいです》として長文を投稿。今回の件に賛否両論あることを強調した上で、自身への批判の声は受け止めるが、レフェリーにいろいろいうのはやめてほしいと懇願。
そして、セコンドやレフェリーがいてくれることで、生命に関わる試合ができていることを説明しつつ、《おそらく(格闘技)経験の無い方からしたら卑怯だと思うかもしれませんしそれに関してはごめんなさいとしか言いようがない》とコメント。
自分自身も不本意な勝ち方であることは認めた上で、《人生変えたいから俺も必死なんです》などと理解を求めました。その上で、改めてレフェリーや対戦相手の鈴木選手、両ジムやスポンサーへの誹謗中傷などはやめてほしいとつづりました」(同前)
しかし、こうした杉本の説明に対して、コメント欄には
《ルール上問題ないわけだから勝敗とか試合進行に文句は無い ただ俺ならファンをやめる かっこよくないから》
《卑怯とかそんなんじゃなく、この一件を機に本当に落ちるまで止めないとか、締め続けるとか、レフェリーストップが遅くなって、重大な事故に繋がる可能性が上がったんだよね。格闘家たちの危険を脅かす行為になった》
といった声のほか、
《流石に擁護は出来ませんね スポンサーやレフェリーに迷惑かけたくなければあんなことしたら絶対にあかん あれは戦略じゃない相手の善意につけ込んだ卑怯なルール違反です》
など、否定的な意見が集中。火に油を注ぐ状況となってしまっている。
本人も自覚しているように、良くも悪くも思わぬ形で注目度の上がった杉本。次戦は、結果で見返すしかなさそうだ。
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